福山市の社会福祉法人サンフェニックス(現・すみれ佑和会)の元理事長2人を5.7億円着服の疑いで逮捕

1月19日、広島県福山市の社会福祉法人「サンフェニックス」(現・すみれ佑和会)の資金約5億7000万円を着服したとして、警視庁捜査2課は19日、いずれも元理事長で、元公認会計士の佐藤裕紀(58)=東京都大田区=と、医師の楢崎幹雄(73)=福山市=の両容疑者を業務上横領容疑で逮捕したと発表した。

法人の口座からは約30億円が外部に流出したとみられ、警視庁が関連を調べている。

逮捕容疑は2018年7月~21年4月、当時理事長だった佐藤容疑者が管理していた法人口座から、楢崎容疑者の口座に「医療協力費」名目で計約5億7000万円を送金し、横領したとしている。警視庁は2人の認否を明らかにしていない。

社会福祉法人は公益性や非営利性が求められることから法人の売買はできないとされているが、警視庁によると、両容疑者は16年3月、同法人の経営権を楢崎容疑者が佐藤容疑者に42億円で譲渡する契約を締結。佐藤容疑者は翌4月、同法人の口座から楢崎容疑者の口座に20億円を支払ったほか、医療協力費名目で年間2億2000万円を提供することにして、5年間で計11億円を送金していた。

16年3月末時点で約30億円あった同法人の預金残高は、21年9月時点では数千万円まで減少。資金繰りが悪化し、同月に東京地裁で民事再生手続きの開始決定を受けた。

管財人の弁護士が両容疑者を相手取った損害賠償請求訴訟で、楢崎容疑者は「法人を佐藤氏にだまし取られた」などと述べていた。(毎日)


福山市 すみれ会

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