フジグラン緑井の受水槽に死体

中四国でスーパーを展開するフジ・リテイリング(松山市)は、広島市安佐南区の商業施設「フジグラン緑井」の受水槽から10月4日に遺体が発見されたと発表した。5日から全館臨時休業しており、営業再開日は決まり次第、同社のホームページで公表するという。県警は事件性はないとみている。

発表によると、4日午前9時半頃、従業員が立体駐車場のある建物の2階部分に設置された受水槽(高さ約4メートル)の天井が破損しているのを発見し、中から遺体が見つかった。同社は受水槽から施設への給水を全て停止。広島市保健所の指導で水質検査を実施した。

死亡した人のものとみられる車が10月2日夜、駐車場に入る様子が防犯カメラに映っており、家族から4日朝、施設に連絡があったという。(読売)

10月8日、営業再開

フジ・リテイリング(松山市)は10月7日、大型商業施設フジグラン緑井(広島市安佐南区)の営業を8日に再開すると発表した。受水槽内での死亡事故を受けて5日から臨時休業し、水道設備の消毒や水質検査を続けていた。

広島市保健所が、全ての水道管内部の複数回の消毒などを指導していた。同社は事故のあった受水槽は使わず、更新を予定している。

事故は10月4日朝、受水槽の天井に穴が開いているのを従業員たちが見つけて明らかになった。午前10時10分、この受水槽からの全館への給水を停止。店で製造した食品を撤去し、飲食店は休業した。死亡した人が運転していたとみられる車が2日夜に駐車場へ入る様子が防犯カメラに映っていた。広島県警は、事件性はないとみている。(中国)

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