広島県民性がよく理解できるカープファンの巨人・張本への攻撃

広島県民性が非常によく理解できる記事が配信された。それは当時の広島カープファンの巨人・張本選手への態度だった。以下、産経から引用。

張本、書類送検で不起訴処分…襲われた側がなぜ?

昭和51年4月19日、広島県警西署は午前6時半から6時間にわたって張本を「傷害容疑」で取り調べた。もちろん、張本は暴行を否定した。

「天地神明に誓ってやっていない。というより、僕らの方が被害者じゃないんですか。ボクも数人に殴られ顔にケガをしたし…」

ここに1枚の写真がある。いままさにバスに乗り込もうとしている巨人の選手たちが写っている。普通、野手はバットはケースに入れて持ち運ぶ。だが、この日、張本は1本のバットを肩に担いでいた。この直後、約500人の広島ファンが彼らを襲った。石を投げ気勢をあげて襲い来る暴徒に、張本が持っていたバットで防いだとしてもおかしくない状況だ。

なぜ、襲った側が罪に問われない?という疑問は、プロ野球選手会の態度を硬化させた。

「広島球場へ行くとわれわれは石やビンを投げつけられ、唾を吐きかけられる。今回の騒動も身の危険を感じた張本さんが振り払おうとしたんでしょう。現場にいなくとも十分想像できます。選手会としてはもう広島球場での試合を拒否せざるを得ない。でなければ、ファンはますますやりたい放題。選手はたまったもんじゃない!」

当時、選手会長を務めていた大洋の松原は記者団に熱く語った。

広島の重松代表は「われわれにも責任はある。われわれにできることは警備の強化とファンの良識に訴えることだけです」と陳謝した。ところが、この広島の姿勢に、その日、球審を務めていた柏木審判が憤慨したのだ。

「広島では毎年、必ずこうしたトラブルが繰り返されている。昨年(50年)、中日の選手がグラウンドでファンに襲われケガをした。球場の警備はまったく不十分だ。しかも、球団は騒ぎのあった日こそ『もう二度と…』と謝っているが、翌日にはケロッと忘れ、〝ご迷惑をおかけしました〟の挨拶すらない。愛想が尽きた」。柏木審判は〝堪忍袋の緒が切れた〟という感じでさらに続けた。

「あの日、長嶋監督の抗議は激しかったが、ゲームは広島が勝っている。なのになぜ、ファンが介在しなければならないのか。理解に苦しむ」

5月18日、張本は「傷害容疑」で広島地検に書類送検され、後日、証拠不十分で不起訴となった。

真相は張本選手が泥を被った?

この記事のコメントには興味深いものが書き込まれていた。その中に、「張本氏が喧嘩番長役を買って出てチームメイトかばう為に泥を被った。ファンをバットで小突いたのは張本ではなく別の選手だったが、小突かれた男が『張本にやられた』と証言したため、張本が書類送検された」といった内容が昔のNUMBERに出ているらしい。

広島県民性と広島市民性の歴史探究(見てはいけない広島のタブー)

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