安倍晋三元総理を至近距離から銃撃した山上徹也容疑者「宗教団体に恨み」とその生い立ち

7月8日、安倍晋三元総理(67)が奈良市で街頭演説中に男に銃撃され、病院に搬送されたが死亡が確認された。8日午前11時半ごろ、大和西大寺駅近くで街頭演説をしていた安倍元総理が銃撃され、山上徹也容疑者(41)=奈良市大和町=が殺人未遂の現行犯で逮捕された。安倍元総理は、ドクターヘリで救急搬送されたが、午後5時過ぎ、病院で死亡が確認された。

安倍元総理の治療にあたった奈良県立医大病院では、午後6時すぎから会見を開き、「安倍元首相は午後0時20分に心肺停止の状態で搬送され、救命センターにて懸命の蘇生措置を行ったが、残念ながら、午後5時3分に亡くなった」と発表した。

病院によると、頸部に2カ所の銃創があり、弾丸によるものとみられる傷は心臓にまで達していて、心臓及び大血管の損傷があったという。

山上徹也容疑者の犯行動機

殺人未遂の疑いで逮捕された山上徹也容疑者(41)は、警察の取り調べに対し、「特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と関係がある安倍元総理を狙った」「安倍元総理が奈良に来ると知り犯行を決意した」「安倍元首相に不満があった」「安倍元首相の政治信条に対する恨みではない」という趣旨の供述をしている。

山上徹也容疑者の生い立ち

防衛省関係者によると、山上容疑者は2002年から3年間、海上自衛隊の任期制自衛官として広島県呉市の呉基地に勤務。任期満了で退職したという。

自衛官は原則として1年に1回程度、小銃を取り扱う訓練を受け、1回あたりの訓練は約30時間。実弾射撃のほか、小銃の一部を分解して組み立てたり整備したりして銃の構造を学ぶ。山上容疑者もこうした訓練を受けた可能性があるものの、自衛隊が銃の製造に関して指導することはないという。また、銃を専門的に取り扱う特殊部隊などに山上容疑者が所属した形跡はないとみられる。

高校時代は、奈良市の南に隣接する奈良県大和郡山市の県立高校に通った。同級生の母親によると、テレビで山上容疑者が取り押さえられている様子を見た長男から「同級生や」「今は眼鏡かけているんやな」と連絡があった。山上容疑者は高校時代、3年間応援団に所属し、おとなしい性格だったという。長男は1年生の時に同じクラスだったが、会話した記憶がない。卒業アルバムには、将来の自分について「わからん」と記していたという。

同級生の女性も「おとなしく社交的な方ではなかった」と当時の印象を語る。高校野球の応援をしていた姿を覚えており、「炎天下でも学ランを着て直立不動で構えていた。暑いのにすごいなと思った」と話したという。


山上徹也容疑者が2発目を発砲した距離、数メートル
安倍晋三元首相 銃撃 山上容疑者


安倍晋三元首相 銃撃


山上徹也容疑者の顔写真 免許証


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