安芸高田市議会「居眠り武岡議員」が釈明会見、実は脳梗塞だった!
議員の大いびきが議会中に「グォー!!」っと鳴り響き、安芸高田市の石丸市長が「居眠りした議員がいる」とツイッターで公益発信をしてしまい、その後、議員全員が待ち受ける部屋に呼び出されて、いわゆる”どう喝”され、市長と議会の対立構造が続いたままの安芸高田市議会。
6月30日、大いびきをかいて居眠りしていた武岡議員が会見を開き、当時の状況を釈明した。
安芸高田市議会 武岡隆文議員
「今日まで、私はいつまでも居眠りということで、レッテルをはられているが、事実をお知らせしなければ、いつまでも収束しないと…」
当時就任したばかりだった石丸伸二市長は、武岡議員のことをツイッターで「いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名」と指摘した。
これを受けて開かれた市議会の全員協議会で、一部の議員から批判されたことを再び、「敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり」などと投稿。
さらに、石丸市長が提案した2人目の副市長案を議会は3度にわたって否決。
さらにさらに、議員定数を16から8へと削減する条例改正案も議会が否決した。
6月の石丸市長はツイッターに「議会が混乱した原因は、武岡隆文議員の居眠りです。当人は『病気が原因となる意識の喪失』と釈明していますが、判然としないため問い質すと、議会は説明を拒み、今に至ります。説明責任を果たすのは、政治家の何よりな大事な仕事です」と投稿。
この投稿を受け、市政の取り組みなどをブログ配信している市民団体は、武岡議員本人に「居眠り」の事実を確認し、病院で検査した結果、「居眠りではなく、軽い脳梗塞を引き起こしたと診断された」と掲載した。
会見は、このブログをみた石丸市長が、「説明は全く不十分」などとして、武岡議員に面談を求めたものの、武岡議員は、市長に対してではなく、公の場で市民に説明したい、ということだった。
会見で武岡議員は、「居眠りではなく、軽い脳梗塞を引き起こしたと診断された」と説明した。
安芸高田市議会 武岡隆文議員
「私は、天地神明に誓って嘘はついておりません。改めて意見聴取するというのは対話ではないと思うので、そういうことには一切応じない」
安芸高田市 石丸伸二市長
「それぞれが主張するだけだと、永遠にかみ合わないどっちが事実か。自分の都合のいいことだけを言って、説明責任を果たすことがゆるされるのであれば、政治家は苦労しない」
診断書をめぐる双方の主張
武岡議員は、「“居眠り”と指摘されたあと、石丸市長あてに謝罪のメールを入れました。後日、当時の議長から、石丸市長あてに、診断書のコピーが提出されました。全議員にも、診断書のコピーが配られました。ただ、個人情報の保護の観点から、病院名と担当医師の名前は、黒塗りで伏せた形で公表されました」としている。
石丸市長自身も、「前の議長が持ってこられたのは事実だ」と認めている。ただ、「その中身については、確認していない。見ていない。医師名、病院名を知っていたら言っている」と主張した。
そのうえで、「前の議長から、『置いていく』と言われたものの、個人情報が中に入っているので、市として受け取ることはできなかった」と判断し、そのままシュレッターにかけたと話している。(RCC)
6月30日、大いびきをかいて居眠りしていた武岡議員が会見を開き、当時の状況を釈明した。
安芸高田市議会 武岡隆文議員
「今日まで、私はいつまでも居眠りということで、レッテルをはられているが、事実をお知らせしなければ、いつまでも収束しないと…」
当時就任したばかりだった石丸伸二市長は、武岡議員のことをツイッターで「いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名」と指摘した。
これを受けて開かれた市議会の全員協議会で、一部の議員から批判されたことを再び、「敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり」などと投稿。
さらに、石丸市長が提案した2人目の副市長案を議会は3度にわたって否決。
さらにさらに、議員定数を16から8へと削減する条例改正案も議会が否決した。
6月の石丸市長はツイッターに「議会が混乱した原因は、武岡隆文議員の居眠りです。当人は『病気が原因となる意識の喪失』と釈明していますが、判然としないため問い質すと、議会は説明を拒み、今に至ります。説明責任を果たすのは、政治家の何よりな大事な仕事です」と投稿。
この投稿を受け、市政の取り組みなどをブログ配信している市民団体は、武岡議員本人に「居眠り」の事実を確認し、病院で検査した結果、「居眠りではなく、軽い脳梗塞を引き起こしたと診断された」と掲載した。
会見は、このブログをみた石丸市長が、「説明は全く不十分」などとして、武岡議員に面談を求めたものの、武岡議員は、市長に対してではなく、公の場で市民に説明したい、ということだった。
会見で武岡議員は、「居眠りではなく、軽い脳梗塞を引き起こしたと診断された」と説明した。
安芸高田市議会 武岡隆文議員
「私は、天地神明に誓って嘘はついておりません。改めて意見聴取するというのは対話ではないと思うので、そういうことには一切応じない」
安芸高田市 石丸伸二市長
「それぞれが主張するだけだと、永遠にかみ合わないどっちが事実か。自分の都合のいいことだけを言って、説明責任を果たすことがゆるされるのであれば、政治家は苦労しない」
診断書をめぐる双方の主張
武岡議員は、「“居眠り”と指摘されたあと、石丸市長あてに謝罪のメールを入れました。後日、当時の議長から、石丸市長あてに、診断書のコピーが提出されました。全議員にも、診断書のコピーが配られました。ただ、個人情報の保護の観点から、病院名と担当医師の名前は、黒塗りで伏せた形で公表されました」としている。
石丸市長自身も、「前の議長が持ってこられたのは事実だ」と認めている。ただ、「その中身については、確認していない。見ていない。医師名、病院名を知っていたら言っている」と主張した。
そのうえで、「前の議長から、『置いていく』と言われたものの、個人情報が中に入っているので、市として受け取ることはできなかった」と判断し、そのままシュレッターにかけたと話している。(RCC)
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