側溝のふた自転車転倒事故訴訟、市に215万円の賠償責任

2019年、広島市内の道路を自転車で走行中に車輪が側溝のふたにひっかかり、転倒してけがをしたとして自転車に乗っていた70代の男性が道路を管理する広島市に損害賠償を求めた裁判で、広島地方裁判所は市に215万円あまりを支払うよう命じた。

訴状などによると、広島市の74歳の男性は、平成31年1月、広島市中区の平和公園にある市道の左端を自転車で走行中、裏返しになっていた側溝のふたに車輪が引っかかって転倒し、頭を打つなどして手術を受けて10日間入院したという。

男性は多数の自転車が走行する道路で側溝のふたが裏返しのままになっていたのは市の管理に問題があったなどとして裁判を起こし、320万円あまりの賠償を求めていた。

5月17日の判決で、広島地方裁判所の絹川泰毅裁判長は「現場は自転車の走行が十分予想でき、ふたが裏返しになっていたのは事故の危険性があった」と指摘した。

そのうえで「市は月に3回程度道路のパトロールを行っているが、事故からおよそ1カ月たった後もふたが裏返しになっていたことを発見できておらず、管理に欠陥があった」として、市に対し、215万円あまりの賠償を命じた。

判決について広島市は「内容を精査した上で今後の対応を検討します」とコメントしている。(NHK広島)

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