福山市、会社役員殺害死体遺棄事件で被告の大工に懲役3年、執行猶予5年の判決

2020年、福山市で会社役員の男性を殺害したなどとして起訴された53歳の被告に対し、広島地方裁判所は死体遺棄などの罪を適用して執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。一方で殺人の罪については、無罪とした。

府中市の大工、前田悟被告(53)は、会社役員の若嶋真一さん(当時45)を、若嶋さんの内縁の妻などと共謀して殺害し、死体を遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた。

これまでの裁判で、検察は懲役23年を求刑していたのに対し、被告は殺人の罪については無罪を主張していた。

3月18日の判決で、広島地方裁判所の三村三緒裁判長は、死体遺棄などの罪を適用して懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。

一方で、「内縁の妻などの供述には不自然な点が多く、被告に責任転嫁していることをうかがわせる状況があった。被告が殺人に関わったとするには合理的な疑いが残る」として、殺人の罪については無罪とした。

判決のあと、被告の弁護士は取材に対し「殺人の罪が無罪と認められたのは好意的に受け止める」と述べ、控訴しない方向で検討する考えを示した。

一方、広島地方検察庁は、「判決を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とコメントしている。

この事件の裁判では、被害者の内縁の妻が殺人などの罪で懲役14年の判決を受けて控訴している。(NHK広島)


【合わせて読みたい記事】
福山市神辺町のアパートで40代男性が死んでいるのが見つかる

神辺町アパート殺人事件で下請け会社の男を逮捕

関連記事

スポンサーリンク

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ