起訴相当の広島県議元議長など5人が辞職

3月11日、河井克行元法務大臣の実刑判決が確定した大規模な買収事件で、東京の検察審査会が「起訴相当」と議決した広島県議会の元議長の奥原信也議員、砂原克規議員、宮本新八議員、平本徹議員の4人と、広島市議会の八軒幹夫議員が、辞職願を提出した。

辞職は来週開かれる県議会や市議会の本会議で認められる見通しで、議決のあと辞職や辞職する意向を示した県内の議員はこれで16人となった。

【辞職願を提出した4人の県議のコメント】
奥原議員は呉市内で記者団が「政界は引退するということでいいか」と尋ねたのに対し、「次の次の選挙の際には90歳近くになる。普通に考えてみれば、90歳近くになって議員はできない。そういうことだ」と述べた。

辞職願を提出したあと砂原議員は、記者団に対し「検察の結果を聞いて判断し辞職することとした。検察の判断が変わったんだからしかたない。お騒がせして申し訳ない」と述べました。

辞職願を提出したあと、宮本議員は、記者団に対し「検察の結果が出たので略式起訴に同意した。支持者含めいろいろな人にご迷惑をお掛けして大変申し訳ない。金を受け取ったことは私が悪い。深く反省している」と述べた。

辞職願を提出したあと、平本徹議員は記者団に対し、「以前から検察の判断が出たら進退を決断するとしていた。略式起訴という判断が出たので辞職願を出してきた。全て私の不徳の致すところで深くお詫び申し上げたい。金を返そうと努力したが結局、返せなかったことが一番後悔するところだ」と述べた。(NHK広島)

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