広島メイドカフェ死亡事件で元店長に2800万円余りの支払い命令の判決

7年前、広島市でメイドカフェなどが入った雑居ビルが全焼し、3人が死亡した火事で、火事を起こしたとして有罪判決が確定した飲食店の元店長に対し、メイドカフェの従業員の遺族が損害賠償を求めた裁判で、広島地方裁判所は元店長に2800万円余りの支払いを命じる判決を言い渡した。

平成27年10月、広島市中区の流川町でメイドカフェなどが入った雑居ビルが全焼し、女性従業員と男性客の3人が死亡、3人がけがをした火事では、ビルの1階にあった飲食店の元店長(31)がゴキブリを駆除しようと、アルコールスプレーをまいてガスバーナーで点火し火事を起こしたとして、禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決が確定している。

この火事をめぐり、死亡した当時28歳だった女性従業員の遺族が4年前、元店長に対し、損害賠償を求める訴えを起こしていた。

22日の判決で広島地方裁判所の絹川泰毅裁判長は、「元店長がアルコールスプレーをまいてガスバーナーで点火したこと以外に出火原因が存在しないと認められる。火災が起きることが容易に予見でき、重過失があったと認められる」などと指摘し、元店長に対し、2800万円余りの支払いを命じる判決を言い渡した。(NHK広島)

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