佐村河内守氏が現在もDTMで作曲中 YouTubeアカウントはMALLEVS MALEFICARVM
久しぶりに登場した現代のベートーベン、佐村河内守氏。聴覚障害があると言われていたが、2014年、作曲家の新垣隆氏によって「週刊文春」での告発され、さらに当時の記者会見では散々な目にあっていたのが懐かしい。以下、NEWSポストセブンによると、
当時、新垣氏は佐村河内氏の耳は聴こえていたこと、楽譜の読み書きができない佐村河内氏のかわりに自身がゴーストライターとして作曲に携わったことなどを明かしていた。さらに会見ではファンをだましていたことを謝罪し、佐村河内氏も後日、会見で謝罪するなど大騒動に発展していた。あれから8年。佐村河内氏は今、どこでどのように過ごしているのか。
佐村河内氏は2014年の騒動勃発時、横浜市内の分譲マンションに、故郷・広島で高校時代に知り合った妻と猫と一緒に暮らしていた。そのマンションは2018年に差し押さえられ、その後、競売にかけられ売却されている。騒動の波紋によりCD出荷停止、予定コンサート中止などの事態に発展し、佐村河内氏は活動不能に陥った。経済的に困窮していたのだろう。
現在も佐村河内氏は、神奈川県に妻と16歳の愛猫と暮らしているという。
「朝から夜遅くまでDTM(デスクトップミュージック、パソコンを使って楽曲を作ること)による作曲に、ただただ追われる毎日です。聴力に頼れない私は、9割がDTM上のデータ(音)を視覚で捉えることと、35年のDTM経験をもとに作り上げていくので、たとえば電子音楽の場合、そもそも自分が欲する新しい電子音をゴマンとある電子音の中から『これだ』と見つけ出すのに、1音につき3日も費やしたりします。なんにつけ毎度、健聴の作曲家の何十倍も時間がかかります」
2017年には、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケから依頼を受け、テーマ曲を制作・発表。翌年、キングレコードから発売の「みちのくプロレス 旗揚げ25周年記念アルバム」に収録された。この曲は現在、「DTM配信版として配信できるよう鋭意編曲中」だそうだ。
2020年10月から、“MALLEVS MALEFICARVM”名義で、制作曲をYouTube上で発表している。昨年4月に発表した「MM ‘‘Sakura’’ Apocalypse」は8.5万回再生を記録。
「現在は基本、YouTubeでしか新曲配信しか行っておりません。自身のやりたい曲──毎回違うジャンルの曲を配信させていただいております。一曲だけ歌モノをやってみたいと作曲配信しましたが、意中の歌い手さんに真っ当な理由でとても丁寧にお断りされました。その方との関係は良好ですので、誤解のないようお願いいたします。今の私にはファンはいないと思っておりますが、コロナ禍で大変な現状のなか、私にできるのは、ただただみなさまの健康をお祈りすることくらいでございます」
作曲に追われる毎日を送る佐村河内氏だが、テレビのニュースは気になり、とくにチベット問題、ウイグル問題、香港問題など海外情勢への関心が強いようだ。もっとテレビで扱われるべき問題なのに報道が少ない、と満たされず、ネットなどで情報収集。これが楽曲制作に反映され、現在は「次回作チベット問題の大作《Compassion》に追われて」いるのだとか。
制作意欲満々だ。作曲だけで生計がたてられているのか、気になるところ。かつては夫人が花屋で働き支えている、との報道もあったが、佐村河内氏の回答は「プライベートにつきお答えを控えさせてくださいませ」だった。
新垣隆氏との「サシの対談」を希望
2014年の騒動については、今、どう思っているのか。これについても、「大変申し訳ございませんが、現在お答えすることは差し控えたいです」とのこと。騒動の影響で現在は、精神科で「最重度のPTSD」の診断を受け通院を続けていると明かした。
「日々、自分なりにしんどい中、ごまかしながら作曲制作に取り組んでおります。楽しみといえば、深夜、病院で処方された睡眠薬を服用し、横になって韓国のクライムサスペンス映画『少女は悪魔をまちわびて』を毎晩観ること。そして、愛猫の、立ち耳のスコティッシュフォールドに癒されています。猫はかけがえのない大切な存在。野良猫にも名前をつけてかわいがっています。野良猫のたくましく生きる姿に尊敬と感動を覚えます」
騒動についてコメントを避けた佐村河内氏。だが、告発した新垣氏に対しては思うところがあるようで、このように訴える。
「私はあなたに質問します。『まったくの中立なインタビュアー1名(固定カメラでノーカット編集なし)を立てるという条件で、私とサシでの対談をする申し出を受けますか?』。 私は、いっさいの雑音がない状態で、あなたと真実がどこにあったか、世に出ている情報にウソはなかったのかを明らかにすることを望みます。ぜひサシで対談してほしいと願っています」
「何を話し合いたいのか」と質問したが、「もし万が一、新垣氏が一対一のインタビューに応じたなら、そのとき直接、目の前の本人に話します」と、具体的には明らかにしなかった。
当時、新垣氏は佐村河内氏の耳は聴こえていたこと、楽譜の読み書きができない佐村河内氏のかわりに自身がゴーストライターとして作曲に携わったことなどを明かしていた。さらに会見ではファンをだましていたことを謝罪し、佐村河内氏も後日、会見で謝罪するなど大騒動に発展していた。あれから8年。佐村河内氏は今、どこでどのように過ごしているのか。
佐村河内氏は2014年の騒動勃発時、横浜市内の分譲マンションに、故郷・広島で高校時代に知り合った妻と猫と一緒に暮らしていた。そのマンションは2018年に差し押さえられ、その後、競売にかけられ売却されている。騒動の波紋によりCD出荷停止、予定コンサート中止などの事態に発展し、佐村河内氏は活動不能に陥った。経済的に困窮していたのだろう。
現在も佐村河内氏は、神奈川県に妻と16歳の愛猫と暮らしているという。
「朝から夜遅くまでDTM(デスクトップミュージック、パソコンを使って楽曲を作ること)による作曲に、ただただ追われる毎日です。聴力に頼れない私は、9割がDTM上のデータ(音)を視覚で捉えることと、35年のDTM経験をもとに作り上げていくので、たとえば電子音楽の場合、そもそも自分が欲する新しい電子音をゴマンとある電子音の中から『これだ』と見つけ出すのに、1音につき3日も費やしたりします。なんにつけ毎度、健聴の作曲家の何十倍も時間がかかります」
2017年には、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケから依頼を受け、テーマ曲を制作・発表。翌年、キングレコードから発売の「みちのくプロレス 旗揚げ25周年記念アルバム」に収録された。この曲は現在、「DTM配信版として配信できるよう鋭意編曲中」だそうだ。
2020年10月から、“MALLEVS MALEFICARVM”名義で、制作曲をYouTube上で発表している。昨年4月に発表した「MM ‘‘Sakura’’ Apocalypse」は8.5万回再生を記録。
「現在は基本、YouTubeでしか新曲配信しか行っておりません。自身のやりたい曲──毎回違うジャンルの曲を配信させていただいております。一曲だけ歌モノをやってみたいと作曲配信しましたが、意中の歌い手さんに真っ当な理由でとても丁寧にお断りされました。その方との関係は良好ですので、誤解のないようお願いいたします。今の私にはファンはいないと思っておりますが、コロナ禍で大変な現状のなか、私にできるのは、ただただみなさまの健康をお祈りすることくらいでございます」
作曲に追われる毎日を送る佐村河内氏だが、テレビのニュースは気になり、とくにチベット問題、ウイグル問題、香港問題など海外情勢への関心が強いようだ。もっとテレビで扱われるべき問題なのに報道が少ない、と満たされず、ネットなどで情報収集。これが楽曲制作に反映され、現在は「次回作チベット問題の大作《Compassion》に追われて」いるのだとか。
制作意欲満々だ。作曲だけで生計がたてられているのか、気になるところ。かつては夫人が花屋で働き支えている、との報道もあったが、佐村河内氏の回答は「プライベートにつきお答えを控えさせてくださいませ」だった。
新垣隆氏との「サシの対談」を希望
2014年の騒動については、今、どう思っているのか。これについても、「大変申し訳ございませんが、現在お答えすることは差し控えたいです」とのこと。騒動の影響で現在は、精神科で「最重度のPTSD」の診断を受け通院を続けていると明かした。
「日々、自分なりにしんどい中、ごまかしながら作曲制作に取り組んでおります。楽しみといえば、深夜、病院で処方された睡眠薬を服用し、横になって韓国のクライムサスペンス映画『少女は悪魔をまちわびて』を毎晩観ること。そして、愛猫の、立ち耳のスコティッシュフォールドに癒されています。猫はかけがえのない大切な存在。野良猫にも名前をつけてかわいがっています。野良猫のたくましく生きる姿に尊敬と感動を覚えます」
騒動についてコメントを避けた佐村河内氏。だが、告発した新垣氏に対しては思うところがあるようで、このように訴える。
「私はあなたに質問します。『まったくの中立なインタビュアー1名(固定カメラでノーカット編集なし)を立てるという条件で、私とサシでの対談をする申し出を受けますか?』。 私は、いっさいの雑音がない状態で、あなたと真実がどこにあったか、世に出ている情報にウソはなかったのかを明らかにすることを望みます。ぜひサシで対談してほしいと願っています」
「何を話し合いたいのか」と質問したが、「もし万が一、新垣氏が一対一のインタビューに応じたなら、そのとき直接、目の前の本人に話します」と、具体的には明らかにしなかった。
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