広島市「流川・薬研堀」のスタンド・バーなど21年に152店が廃業

新型コロナウイルス感染拡大を受け、流川・薬研堀地区を中心に広島市中区で2021年に廃業したスナックやスタンドなどの「深夜酒類提供飲食店」は152店に上ることが、広島県警のまとめで分かったという。17年以降では新型コロナが流行した20年(234店)に次いで多く、その前年の3倍以上となった。

22年も年初から県内全域で「まん延防止等重点措置」が適用され、2月1日、20日間の延長期間に入った。収束が見通せない中、今後も廃業が相次ぐ恐れがあるという。

風営法に基づく深夜酒類提供飲食店は、午前0時以降も営業するスタンドやバー、居酒屋などが対象。廃業する際には県警に届ける必要がある。中区の届け出数は、17年31店、18年25店、19年50店で、20年は前年の4.7倍に急増した。

廃業数は21年もコロナ禍前を大きく上回った。届け出た152店のうち、6割の95店が3月に集中。新年会シーズンの1月が県の集中対策期間と重なるなどして売り上げが激減し、年度末で営業に区切りを付けた店が多いとみられる。県内で2度目となる緊急事態宣言が出ていた5、6月も計30店が閉じた。

一方、相次ぐ廃業で好立地に空き物件が出たり、家賃の引き下げ傾向が続いたりしていることから新規出店も目立つという。21年に営業許可を届け出た店は、17年以降で最多の171店。秋に居酒屋を始めた店主女性は「人通りの多い、いい場所が空いていた」と明かす。(中国)

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