東広島市贈収賄事件で収賄の建設部市職員を懲戒免職
東広島市は、道路管理工事をめぐる贈収賄事件で、9月に収賄の疑いで逮捕され、その後起訴された東広島市の職員を、10月29日懲戒免職にした。懲戒免職となったのは、東広島市建設部維持課主査の平岡尚之被告(47)。平岡被告は東広島市が発注した昨年度の道路管理工事を巡り、維持管理業務の受注業者側に東広島市志和町の土木工事会社「誠華」が下請けに入るように働きかけ、21年4月、東広島市内の路上で、誠華の元社長岩岡芳晃被告(44)から見返りとして50万円を受け取ったとして10月18日、収賄の罪で広島地検に起訴された。
東広島市は起訴後、平岡被告を休職の分限処分にしていたが、市民の信用を大きく失墜させたとして29日、懲戒免職にした。また、市は監督責任として建設部の部長を戒告処分、維持課長を文書訓告処分、維持課安芸津維持分室長を戒告処分にした。
贈賄側の「誠華」について県は10月20日から3カ月間、東広島市は10月8日から22年6月まで8カ月間、発注工事の指名停止にしている。(TSS)
東広島市は起訴後、平岡被告を休職の分限処分にしていたが、市民の信用を大きく失墜させたとして29日、懲戒免職にした。また、市は監督責任として建設部の部長を戒告処分、維持課長を文書訓告処分、維持課安芸津維持分室長を戒告処分にした。
贈賄側の「誠華」について県は10月20日から3カ月間、東広島市は10月8日から22年6月まで8カ月間、発注工事の指名停止にしている。(TSS)
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