岸田文雄氏が第27代自民党総裁に選出、宏池会・広島からでは30年ぶり

9月29日、自民党総裁選が党本部で投開票され、岸田文雄前政調会長(64)が決選投票で河野太郎行政改革相(58)を破り、第27代総裁に選出された。10月4日召集の臨時国会で、岸田氏は第100代首相に選ばれることになった。

また、広島選出で宏池会からでは、1991年に第15代自民党総裁に選出された宮澤喜一氏以来、30年ぶりとなった。

1回目の投票で番狂わせ、岸田氏が1位

国会議員票と党員・党友票(地方票)が同数の計764票で争う1回目の投票では、岸田氏が河野氏を1票差で抑えてトップに立った。河野氏の議員票が予想外に伸びなかった。

事前予想では、河野氏が1位になるとみられていたが、投票箱を開けてみると議員票86票、党員票169票の計255票にとどまり、議員票146票、党員票110票の計256票を獲得した岸田氏に1票差で敗れる波乱が起きた。

この結果、4候補ともに過半数には達せず、上位2人による決選投票になった。国会議員票が全体の約9割を占める決選投票では、議員票で優位に立つ岸田氏が河野氏に差をつけて勝利した。

岸田氏は衆院広島1区選出の当選9回。2012年に党内の伝統派閥・宏池会の会長を引き継ぎ、外相や党政調会長など政府や党の要職を歴任した。昨秋の総裁選に立候補し、菅義偉首相に次点で敗れていた。


【1回目の投票結果】

岸田文雄 議員票 146 党員票 110 計 256
河野太郎 議員票 86 党員票 169 計 255
高市早苗 議員票 114 党員票 74 計 188
野田聖子 議員票 34 党員票 29 計 63

【2回目 決選投票】 

岸田文雄 議員票 249 都道府県連票 8 計 257
河野太郎 議員票 131 都道府県連票 39 計 170


岸田文雄自民党総裁

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コメント 1件

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名無しさん  

党員票の結果を見て愕然とした。これはつまり自民党員の内訳がすでに日本人の数よりも日本国籍で悪事を働くために帰化した敵国人の方が上回っているということだ。あと2人送り込まれていたら河野太郎が新総裁、つまり総理大臣となって日本国の主権ならびに国益、さらには日本人の生命財産が蔑ろにされていたのかと思うとゾッとする。
この結果を受けて自民党は、党員資格に『DNAレベルの日本人』という項目を追加すべきだと思う。国籍を変えたらそれまで無かった人間としての理性や道徳心が生じるということはないのだから。

2021/10/01 (Fri) 09:42 | 編集 | 返信 |   

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