福山市の強盗傷害事件で元大学生に懲役4年6カ月の実刑判決

20年2月、福山市の住宅に押し入って、この家に住む女性にけがをさせて現金2900万円余りを奪ったとして、強盗傷害などの罪に問われた元大学生の男に対し、広島地方裁判所は「組織性のある計画的犯行で悪質だ」として、懲役4年6カ月の判決を言い渡した。

愛知県の無職、鈴木駿太被告(23)は大学生だった20年2月、氏名不詳の人物らと共謀して福山市の住宅に押し入り、この家に住む50代の女性を蹴って顔にけがをさせ、現金2900万円余りを奪ったとして、強盗傷害などの罪に問われた。

これまでの裁判員裁判で罪を認め、検察は懲役8年を求刑していた。

3月22日の判決で広島地方裁判所の杉本正則裁判長は、「被害者が自宅に多額の現金を保管しているという情報に基づいて凶器などを準備し、指示役と実行犯とで役割分担した組織性のある計画的犯行で悪質だ」と指摘した。

そのうえで「動機は金欲しさで、共犯者からの心理的圧力を感じていたという事情があったとしても厳しい非難を免れず、執行猶予をつけるほど軽い事案とはいえない」などと述べ、懲役4年6カ月を言い渡した。

最後に裁判長は、「簡単にお金は手に入らないということをわかっていれば今回の事件は起きなかった。社会人として心得て欲しい」などと語りかけ、被告は裁判長を見て聞き入っていた。

この事件では鈴木被告を含めて、4人が起訴されている。(NHK広島)

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