【3.11】東日本大震災から10年、広島県内に避難している人たちのアンケート調査

3月11日、東日本大震災の発生から10年となった。広島県内に避難している人たちを対象にした調査では、30%あまりの人たちが、被災地などに残る親の老後や介護に不安を感じていることが分かったという。

この調査は、福島県などからの避難者で作る団体が7年前から行っていて、今年は団体の会員102世帯のうち38世帯から回答を得た。

この中で、「大変なことやつらいこと」について複数回答で尋ねたところ、「被災地などの親・親戚・友人に会えないこと」と答えた人が44.7%と半数近くにのぼり、「震災や原発事故が世間から忘れられているように感じること」と答えた人が26.3%となった。

また、「今後の不安」について複数回答で尋ねた質問では、42.1%の人が「自分の健康が保てるか」と答えたほか、34.2%の人が「被災地などに残る親の老後や介護」と答えた。

このほか、震災から10年の変化について複数回答で尋ねた質問では、「楽しいことをしようという気持ちになってきた」と答えた人が36.8%と最も多かった一方で、「あきらめのような気持ちが強くなった」と答えた人も31.6%となった。

調査を行った「ひろしま避難者の会『アスチカ』」の三浦綾代表は、「震災から10年たち、避難している人たちの心配ごとや悩みも変わってきているので、それぞれにあった支援を一緒に見つけていきたい」と話していたという。(NHK広島)

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