安芸高田市議会で一般質問に答えない市長に市民が文句を言う
市長と議会側との対立が表面化している安芸高田市で、3月4日、定例市議会の本会議で一般質問が行われた。しかし、市長と議員らとのやりとりがかみ合わず、審議はたびたび中断し、最終的に4日の本会議は5日に延期された。
安芸高田市では去年、市議会の本会議で居眠りしていた議員がいたと自らのツイッターに投稿して、一部の議員からどう喝されたと主張する石丸伸二市長と、威圧的な発言はなかったと返答した議会側との間で対立が表面化した。
今年に入っても市長が自らと対話する意思を示した議員にのみ答弁する考えを明らかにし、議会での対応が注目されていた。
4日開かれた定例市議会の本会議では、一般質問が行われ市長と対話する意思を示さなかった議員が新型コロナウイルスのワクチン接種や副市長の公募などついて質問した。
これに対し、石丸市長は「必要な情報は適宜適切に市民に開示する」と繰り返し述べたり、逆に議員に質問したりするなどして審議はたびたび中断した。
このため、審議の進め方に問題がないか確認を求める動議が出されたことから本会議は休憩に入り、議会運営委員会で対応が協議された。
その結果、「市長が再三にわたって不十分な答弁を繰り返している」などとして4日の本会議の一般質問を5日に延ばす「延会」の手続きをとることを決め、本会議は再開後、すぐに散会した。
議会事務局によると、平成16年に今の安芸高田市になってから市議会で「延会」の手続きがとられたのは初めてだという。
傍聴していた人たちからは「きちんと答弁しろ!」などという声が出されていた。
散会後、石丸市長は「今できる最大限の答弁をした。市民の皆さまに不安を抱かせたのは責任を感じるが、これをきっかけに議会に関心を持ってほしい」と述べた。
また、宍戸邦夫議長は「延会となったのは大変残念だ。市長には市民の代表である議員に対し誠実に答弁してほしい」と述べた。
一方で、本会議を傍聴した70代の男性は「もうちょっとお互いに大人な話をしてほしい。市民が一番迷惑だと思う」と話していた。(NHK広島)
3月4日の安芸高田市議会一般質問の一部
(安芸高田市石丸市長)
「準備は万端に整えているところです。具体的なことについては後ほど書面で公表します」
「詳細については文書で公表します」
議員からの質問に「文書で回答する」と繰り返す石丸市長。
(石丸市長)
「対話の意思があるのかないのか示してくださいというのが私の願い、求められる情報については適宜適切に公表します。市民に直接お伝えしていきます」
(山本数博議員)
「議員として市民代表として聞きたいところがあるから(聞いている)あんた嫌いじゃけん言わんいうのはこらえてください」
(議長)
「対話と一般質問に対する答弁は次元が違うと思う。よってあれはあれ、これはこれとして整理して誠意ある誠実な答弁を求めていきます」
(石丸市長)
「対話を望まない人にこちらがいくら語ったところでセンがないと思った。市民の代表者と言われるが市民の代表者なのに市長と対話しないという深刻な意思表示をされてしまっているだとしたら、これ以上語っても意味がないとだから必要な情報なについては直接市民に提供すると伝えた。会議の体をなしていない、こんな会議見たことないです。私でもこれが現実なんです。それを白日のもとにさらす必要がある、それも私の意思です、私がやろうとしているのは、徹頭徹尾政治の立て直しです。」
山本議員は「対話に応じる意思はある。市長が話しにくれば対話したい」としている。
市長に文句を言う安芸高田市民
(市民)
Q市長の答弁どうですか「話にならないですね」
(市民)
「人(市長)の質問に対して答えることをしていない市民の代表(議員)なので自分は答えないけど人(市長)には答えされるという姿勢はよろしくないと思うので市長のきょうのやり方は致し方ないかなと」(HOME)

安芸高田市では去年、市議会の本会議で居眠りしていた議員がいたと自らのツイッターに投稿して、一部の議員からどう喝されたと主張する石丸伸二市長と、威圧的な発言はなかったと返答した議会側との間で対立が表面化した。
今年に入っても市長が自らと対話する意思を示した議員にのみ答弁する考えを明らかにし、議会での対応が注目されていた。
4日開かれた定例市議会の本会議では、一般質問が行われ市長と対話する意思を示さなかった議員が新型コロナウイルスのワクチン接種や副市長の公募などついて質問した。
これに対し、石丸市長は「必要な情報は適宜適切に市民に開示する」と繰り返し述べたり、逆に議員に質問したりするなどして審議はたびたび中断した。
このため、審議の進め方に問題がないか確認を求める動議が出されたことから本会議は休憩に入り、議会運営委員会で対応が協議された。
その結果、「市長が再三にわたって不十分な答弁を繰り返している」などとして4日の本会議の一般質問を5日に延ばす「延会」の手続きをとることを決め、本会議は再開後、すぐに散会した。
議会事務局によると、平成16年に今の安芸高田市になってから市議会で「延会」の手続きがとられたのは初めてだという。
傍聴していた人たちからは「きちんと答弁しろ!」などという声が出されていた。
散会後、石丸市長は「今できる最大限の答弁をした。市民の皆さまに不安を抱かせたのは責任を感じるが、これをきっかけに議会に関心を持ってほしい」と述べた。
また、宍戸邦夫議長は「延会となったのは大変残念だ。市長には市民の代表である議員に対し誠実に答弁してほしい」と述べた。
一方で、本会議を傍聴した70代の男性は「もうちょっとお互いに大人な話をしてほしい。市民が一番迷惑だと思う」と話していた。(NHK広島)
3月4日の安芸高田市議会一般質問の一部
(安芸高田市石丸市長)
「準備は万端に整えているところです。具体的なことについては後ほど書面で公表します」
「詳細については文書で公表します」
議員からの質問に「文書で回答する」と繰り返す石丸市長。
(石丸市長)
「対話の意思があるのかないのか示してくださいというのが私の願い、求められる情報については適宜適切に公表します。市民に直接お伝えしていきます」
(山本数博議員)
「議員として市民代表として聞きたいところがあるから(聞いている)あんた嫌いじゃけん言わんいうのはこらえてください」
(議長)
「対話と一般質問に対する答弁は次元が違うと思う。よってあれはあれ、これはこれとして整理して誠意ある誠実な答弁を求めていきます」
(石丸市長)
「対話を望まない人にこちらがいくら語ったところでセンがないと思った。市民の代表者と言われるが市民の代表者なのに市長と対話しないという深刻な意思表示をされてしまっているだとしたら、これ以上語っても意味がないとだから必要な情報なについては直接市民に提供すると伝えた。会議の体をなしていない、こんな会議見たことないです。私でもこれが現実なんです。それを白日のもとにさらす必要がある、それも私の意思です、私がやろうとしているのは、徹頭徹尾政治の立て直しです。」
山本議員は「対話に応じる意思はある。市長が話しにくれば対話したい」としている。
市長に文句を言う安芸高田市民
(市民)
Q市長の答弁どうですか「話にならないですね」
(市民)
「人(市長)の質問に対して答えることをしていない市民の代表(議員)なので自分は答えないけど人(市長)には答えされるという姿勢はよろしくないと思うので市長のきょうのやり方は致し方ないかなと」(HOME)

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