広島市「被服支廠」近くの母親殺害事件で長男を一転起訴

広島市の住宅で、89歳の母親を殺害したとして逮捕され、その後、不起訴になった49歳の息子について、広島地方検察庁は2月9日、一転して殺人の罪で起訴した。起訴されたのは、広島市南区の無職、津下英範被告(49)。

起訴状によると、津下被告は20年8月、広島市南区の住宅で、寝ていた89歳の母親の胸に包丁を複数回突き刺して死亡させたとして、殺人の罪に問われている。

警察が20年8月、殺人の疑いで逮捕したあと、検察は鑑定留置を行って刑事責任能力があるかどうかを調べた結果、20年12月、不起訴処分にしたが、一転して9日付けで起訴した。検察は、起訴した理由を明らかにしていない。被告の刑事責任能力を問えると判断したとみられる。(NHK広島)

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