亀井静香元建設大臣の秘書が最高額300万円の受領認める

1月25日、公職選挙法違反の買収の罪に問われている河井克行被告裁判で、亀井静香元建設大臣の秘書の証人尋問が行われ、河井元大臣による現金供与で最も高額となる300万円を受け取ったことを認めたうえで「政界の要人から渡されれば重みがあるので断れない」と証言した。

元法務大臣の河井克行被告(57)は、妻の案里被告(47)が初当選した19年の参議院選挙を巡って、公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張している。

25日の裁判では、亀井静香元建設大臣の秘書の証人尋問が行われ、19年5月と7月の2回、合わせて300万円を受け取ったことを認めた。

検察の起訴内容で河井元大臣が現金を渡したとされている100人の中では最高額。

秘書は、現金を渡された1回目の状況について、河井元大臣から「企業や団体から締め出されて案里が大変なんです。助けてください」と言われたと証言した。

また、亀井元大臣も別の機会に河井元大臣から支援を依頼されていて、秘書は亀井元大臣から「おまえができることをやってやれ」と言われていたという。

その上で「公職選挙法に違反すると思って断ったが、『選挙はいろいろかかりますから』と再び渡してきたので預かった。長年、秘書として見聞してきたが、当選7回の政界の要人から現金を渡されれば重みがあるので断れない」と証言した。(NHK)

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