保険金詐欺でオートバイ専門店経営者を逮捕

客から修理で預かったバイクを勝手に売却して現金を横領し、修理をするように装って保険会社から保険金およそ63万円もだまし取った疑いで、オートバイ専門店を経営する56歳の男が逮捕された。逮捕されたのは、広島市安芸区船越南の会社役員・古居徹也容疑者(56)。

警察によると、古居容疑者は19年11月、海田町で経営していたオートバイ専門店で、客の男性(33)から修理のために預かっていた大型バイク1台を、本人の承諾を得ることなく勝手に売却し、現金およそ15万円を横領した。さらにバイクは売却したにも関わらず、修理するように装って申請し、保険会社から保険金およそ63万円をだまし取るなどした業務上横領と詐欺の疑いが持たれている。

調べに対し古居容疑者は業務上横領については「本人の承諾を得ていた」と供述。保険金詐欺については「被害者に渡すか、被害者への新しいバイクの購入費用にまわそうと思っていた」と話し、容疑を否認しているという。

古居容疑者が経営していたオートバイ専門店を巡っては、似たような被害が複数件確認されていて、警察は古居容疑者が不正に得た現金で店を自転車操業していたとみて、余罪についても詳しく追及する方針。(TSS)

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