河井案里被告に懲役1年6カ月を求刑 検察「アハハと笑い出すなど反省の情は皆無」

19年の参院選挙を巡り、買収の罪に問われている河井案里被告の裁判で、12月15日、検察は、懲役1年6カ月を求刑した。参議院議員の河井案里被告は、19年の参院選を巡り、夫で元法務大臣の克行被告と共謀し、地元議員5人に対し、合わせて170万円を渡して買収するなどしたとして、公職選挙法違反の罪に問われている。

15日の裁判で、検察側は、案里被告が地元議員に口裏合わせを依頼したと指摘。

「地元議員が証言しているときに『アハハ』と笑い出すなど、その態度からは反省の情は皆無である。」(検察)

さらに案里被告の弁解について、「不自然・不合理な点が多く、全体として明らかに虚偽」と主張。「選挙犯罪を最も自制する立場にもかかわらず、犯行に及んだことは前代未聞の極めて悪質な犯行。全国で選挙の公正さに対する国民の信頼を失墜させた」などとして、懲役1年6カ月を求刑し、5年間の公民権停止を求めた。

一方、案里被告は、これまでの裁判で、一部の議員に対し現金を渡したことは認めているが、買収の意図はなかったと無罪を主張している。

案里被告は、被告人質問でも「票をお金で買うという発想がない。特別に限定された方がたに感謝の気持ちと後をお願いしたい思いから当選祝いと陣中見舞いとして渡した」などと述べ、買収を強く否定している。

案里被告側の最終弁論は、12月23日に行われ、裁判は結審する予定。(RCC)

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