広島のロックバー「ジュゲム」JUGEMUが閉店

広島市中区銀山町にあるロックバー「ジュゲム」(JUGEMU)が12月19日、閉店するという。「ジュゲム」は吉田拓郎や浜田省吾が加わった「広島フォーク村」のメンバーたちも通い、広島の音楽シーンを引っ張ってきた。

「ジュゲム」は新型コロナウイルスの影響を受け、11月下旬の夜、「ルーシー」の愛称で親しまれるママの上岡るみ子さん(70)は店内の小さなステージに立ち、感謝の言葉を述べたという。

「来年から普通のおばちゃんになります」

「ジュゲム」は1971年、レコードを聴かせるロック喫茶としてオープンした。ルーシーさんは当時20歳。反戦や反権力を訴えるロックの魅力にのめり込んでいた。夫の洋さん(2006年に死去)と切り盛りし、ロックに情熱をささげる若者たちが連日、通い詰めた。(中国)

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