自民党広島県連広島3区選考、あっけなく維新の男2人を落とす

11月28日、自民党広島県連が次の衆院選広島3区の立候補予定者となる党支部長候補者の公募で、12月6日の最終選考に進む20~40代の5人を決めたという。党県連幹部や広島3区内の地方議員、経済界代表でつくる選考委員会が、1次選考を通過した7人と広島市中区のホテルで個別に面接。立候補に向けた意欲や支援態勢を尋ね、絞り込んだという。

その結果、元維新の会系の2人はあっけなく最終選考に進めず不選考となった。不選考の理由については、今話題になっている日本学術会議の落選メンバーと同様に、明かされていない。その2人とは、イマジンこと今枝仁弁護士と中丸啓氏。

イメージだけだと、中丸氏はマスコミから嫌われている杉田水脈を支持しているためか、一緒には組みづらいと思ったのかも知れない。

今枝仁氏は、光市母子殺害事件の犯人側の弁護団に加わった。さらに左翼思想の広島弁護士会に所属。弁護士とは組めないと思ったのかも知れない。

広島では、維新の会のイメージが今一つ分からず、浸透するのに苦慮している。自民としては、維新の男とは組めないとみて、さっさと排除。ただ、元維新の会で元町議の女とはもう少し話をしてみたいようだ。元町議はそれなりに知名度があるし、広島市内でもまだポスターがそのまま貼られているところがあるので、元町議が衆院広島3区の支部長になる可能性はあると思うが、仮に今回がダメでも参院広島で擁立させることもあり得る。

自民党広島県連が公表した5人

石橋林太郎氏(42)=自民党広島県議(広島市安佐南区)
清峰強志氏(25)=大学生(東京都)
灰岡香奈氏(37)=元山口県和木町議(広島市西区)
松下英樹氏(30)=会社社長(京都市)
向山淳氏(37)=シンクタンク研究員(東京都)

宮沢洋一会長は「政治への信頼を取り戻せる人を選びたい」と述べた。

党県連は最終選考となる政策討論会を12月6日午後2時から同じホテルで開き、ホームページ(HP)で生配信するという。8日の選挙対策委員会で支部長候補者として決め、9日に党本部へ選任申請する。公募には10人が名乗りを上げていた。(中国)

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