夫婦別姓裁判で原告の訴えを棄却、仮面夫婦か?

9月16日、夫婦別姓を選ぶことのできない民法などの規定は憲法に反するなどとして、広島市の女性が国に損害賠償を求めた裁判で、広島高裁は原告の訴えを棄却した。

この裁判は、広島市南区の医師・恩地いずみさん(64)が、夫婦別姓の選択が認められない民法などの規定は、別姓での婚姻を望む人たちを差別するものであり、憲法が保障する「法の下の平等」に違反しているなどと主張。別姓での法律婚が認められず、夫婦であることの権利や利益を受け取ることができなかったとして、国に50万円の損害賠償請求を求めているもの。

19年11月、広島地裁は訴えを棄却したが、原告が不服として控訴していた。

9月16日の控訴審で、広島高裁の横溝邦彦裁判長は、「夫婦同氏制は、婚姻することを事実上、不当に制約するものとまでは言えず、直ちに憲法に違反するものではない」と原告側の訴えを棄却した。

一方で判決では、国会に「選択的夫婦別姓制度の導入については、現在の社会情勢などをふまえた、真しな議論を行うことが期待される」とした。(RCC)

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