8月6日デモに「静かな8月6日を願う広島市民の会」などが条例制定を要望

9月14日、被爆2世などで作る市民団体「静かな8月6日を願う広島市民の会」は、8月6日の平和記念式典の日を静かに祈る日と明確にする条例制定などを求めた要望書を、広島市の松井市長へ提出した。

要望書を提出したのは「静かな8月6日を願う広島市民の会」など3つの市民団体。毎年8月6日、原爆ドーム前では一部の市民団体が政治的主張が書かれた横断幕を広げ、デモ行進などで拡声器による訴えを行っている。

要望書では、その音や声が式典会場内まで響いていることなどを指摘し、8月6日は広島市民が自主的に静かに祈る日であることを明確にする条例制定を求めている。広島市が昨年公表したアンケートでおよそ7割の人が「式典全体を通して厳粛な環境が必要である」と回答している。

「(市議会に)静かにするという条例をつくってもらってそういった式典にするためにどういった対応をするかというのを個別に協議していく」(松井市長)

「やはり祈りの日は静かに政治的発言もない環境の中で、祈るということだけに専念した広島市であってほしい」(市民団体・石川勝也代表)(TSS)

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