買収リスト「あんり参議院議員選挙’19」100人の実名が読み上げられる

19年の参議院選挙を巡る買収事件で、公職選挙法違反の罪で起訴された前法務大臣・河井克行被告と妻・案里被告の初公判が、8月25日、東京地裁で行われ、2人は起訴内容を否認し、無罪を主張した。河井克行被告は、「選挙運動を依頼する趣旨で供与したものはないと、認識いたしております」と無罪を主張した。

克行被告の弁護士は、「現金を受けとった人は1人も起訴していない。公正さを著しく害する公訴提起である」などと主張し、裁判の打ち切りを求めた。

案里被告は、「私は夫と共謀したことはありませんし、私の当選を目的として選挙運動を依頼し、現金をお渡ししたことはありません」などと述べ、無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で、克行被告が使用しているパソコンで、現金を提供した人と金額についてリストを作り、『あんり参議院議員選挙’19』という名称のフォルダー内に保存していたなどと指摘。およそ70分間にわたり、買収相手とされる100人の実名を挙げて詳細を述べた。

さらに克行被告と案里被告の弁護士は、25日、それぞれ3回目の保釈請求を行った。(NNN)


【現金授受リスト】 首長・議員の実名
検察は冒頭陳述で、河井前大臣夫妻から現金の提供を受けたと認定した100人の実名を読み上げたが、この中には広島県内の市長や町長、地元議員があわせて40人含まれていた。40人の名前と提供額、回数は以下の通り。いずれも肩書きは当時のもの。
(NHK広島)

《首長》
天満祥典三原市長 計150万円2回 辞職
小坂真治安芸太田町長 20万円 辞職

《広島県議》
奥原信也県議 計200万円3回
児玉浩県議 計60万円2回 辞職
宮本新八県議 計50万円2回
砂原克規県議 計50万円2回
岡崎哲夫県議 計50万円2回
沖井純県議 50万円
下原康充県議 50万円
山下智之県議 30万円
窪田泰久県議 30万円
高山博州県議 30万円
平本英司県議 30万円
佐藤一直県議 30万円
平本徹県議 30万円
渡辺典子県議 20万円

《広島市議》
藤田博之市議 計70万円2回
海徳裕志市議 計50万円2回
八軒幹夫市議 計50万円2回
今田良治市議 計50万円2回
豊島岩白市議 計50万円2回
三宅正明市議 計50万円2回
伊藤昭善市議 計50万円2回
沖宗正明市議 計50万円2回
谷口修市議 50万円
木山徳和市議 30万円
児玉光禎市議 30万円
木戸経康市議 30万円
石橋竜史市議 30万円

《安芸高田市議》
先川和幸市議 20万円 辞職
水戸眞悟市議 10万円 辞職
青原敏治市議 10万円 辞職

《廿日市市議》
仁井田和之市議 20万円
藤田俊雄市議 10万円

《呉市議》
土井正純市議 30万円

《尾道市議》
杉原孝一郎市議 30万円

《江田島市議》
胡子雅信市議 10万円

《府中町議》
繁政秀子町議 30万円 辞職

《北広島町議》
宮本裕之町議 20万円

《安芸太田町議》
矢立孝彦町議 20万円


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