平和記念式典の裏側で「デモ集団」対「広島市民」の攻防

8月6日、広島は原爆が投下されて75年目となる「原爆の日」を迎え、広島市では平和記念式典が行われた。式典には、被爆者や遺族の代表をはじめ、安倍総理大臣のほか83の国の代表などが参列した。

今年の式典は、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、会場となっている平和公園への入場が規制され、一般の参列者席が設けられず、参列者は例年の1割に満たない780人余りとなった。


超3密の反核・反安倍デモ集団

毎年のように原爆ドーム周辺で行われるデモ団体なる集団は今日も健在だった。周辺には警官も多数配置されていた。今年は新型コロナウイルスの感染が問題となっていて、3密を避けるようにと国をあげてアナウンスしているが、この日、この集団には全く関係なかった。

ところが、この場所からもう少し南側へ移動すると、とんでもない光景を目にするのだ。


2020年8月6日平和記念式典 デモ02


2020年8月6日平和記念式典 デモ01


「デモ集団」対「広島市民」

デモ集団が奇声を上げながら原爆ドームから南下し始めると、首にプラカードをぶら下げた人たちが、沿道に並び始めたのだ。いったい何が始まろうとしているのか分からなかったが、何と、デモ集団に対して広島市民が静寂を求めて注意をしていたのだ。

プラカードに何が書いてあるのか見てみると「慰霊の日になぜ騒ぐ?」「今日は慰霊の日 どうぞ静かにお願いします」(広島市民)などと書いてあった。地元住民なんだろうか。

デモ行進中は「拡声器」を使って叫んでいたから、近隣住民は大変だ。


プラカードを掲げて沿道に並ぶ広島市民
2020年8月6日 平和記念式典デモ 対 広島市民


平和記念式典デモ隊


2020年8月6日平和記念式典 デモ 対 広島市民



「平和記念式典挙行中は、お静かにお願いします」

このデモ集団を生かすも殺すも松井市政。平和記念式典は、慰霊とは程遠い単なるイベントに成り下がったようだ。


平和記念式典挙行中はお静かに願います



そう言えば、2010年に、デモ隊と市民が衝突した内容を少し書いたことを思い出した。たしか、「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で放送していたものだったと思う。

8月6日、田母神氏が再び広島で講演、被爆者からの講演依頼

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