松井市長に糞を投下した平和記念式典「放鳩」中止

「鳩は平和の象徴」と言われるが、ならばその鳩に糞をかけられたら”幸運”が訪れるのだろうか。鳩に糞をかけられるなんてことは滅多にない。滅多にないことが起こったのだから、良いことがあるに違いない、という人がいた。しかし、その逆を考える人もいる。

2011年8月6日、平和記念式典で、鳩の洗礼を受けた松井一実市長は同年4月に初の広島市長選挙に無所属で出馬し、初当選した。この年は広島市長になって初めての平和記念式典だった。問題の鳩は何を思って松井市長に糞を投下したのだろうか。そして、洗礼を受けた松井市政はどうなんだろうか。

平和記念式典で広島市の松井市長に鳩がフンを投下


平和記念式典で放鳩中止

広島市は8月6日の平和記念式典で、市長の平和宣言が終わると同時に実施してきた鳩を放つ行事を中止する。新型コロナウイルスの影響でハトの訓練が十分にできないからだという。ただ、近年は飼い主の高齢化が進み、式典での放鳩数は大きく減ってきている。

市などによると、例年は日本鳩レース協会(東京)や日本伝書鳩協会(同)などに所属する市内や周辺の有志が式典前夜、会場の平和記念公園(中区)にある専用のかごにハトを持ち寄る。「ハト番」と呼ばれる市職員が、猫に襲われたりしないよう一晩見張る。

式典では市長の平和宣言が終わると同時にかごが開く。飛び立ったハトはそれぞれの帰巣能力で飼い主の鳩舎に戻る。一連の取り組みに飼い主は無償で協力しており、ボランティア精神に支えられているという。(中国)

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