名古屋グランパス選手に新型コロナ陽性者確認のためサンフレッチェ広島戦が中止

サンフレッチェ広島は、7月26日午後6時からエディオンスタジアム広島で行う予定だった名古屋グランパス戦を中止すると発表した。名古屋グランパスに3人の新型コロナウイルスの陽性者が確認されたためだという。リーグ戦が再開して以降、新型コロナの影響による公式戦の中止は初となる模様。

7月25日、名古屋グランパスでは、宮原和也選手(24)=広島市出身=の感染が確認されたことを受け、選手やスタッフ60人がPCR検査を受けていて、その結果、2人の感染が新たに確認された。感染が確認されたのは、渡邉柊斗選手とチームスタッフのあわせて2人。

会見での説明によれば、名古屋では宮原選手の陽性判明後のPCR検査により陰性が確認された選手16名およびスタッフ1名が25日夜のうちに広島に移動していたという。その後、渡邉選手とスタッフの陽性が判明し、保健所では両者との濃厚接触者の調査を開始した。


宮原選手の足どり

宮原和也選手は3年前にJ1のサンフレッチェ広島からグランパスに移籍し、主に右サイドバックのレギュラーとして昨シーズンは、リーグ戦の31試合に出場した。

グランパスによると、宮原選手は7月24日の朝、38度の発熱と頭痛を訴えたため、PCR検査を実施したところ、感染が確認されたという。

宮原選手は7月22日に行われた大分トリニータとのリーグ戦のメンバーとして、大分市に遠征したあと、23日、愛知県内に戻り、チームの練習にも参加していたという。

また、この2週間の行動を確認したところ、練習に参加する以外は基本的に自宅で生活するなど、外出は必要最低限にとどめていたという。

グランパスでは25日、選手やスタッフ、合わせて60人を対象にPCR検査を実施したほか、宮原選手が使用した場所の消毒を行ったという。(NHK)


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