亀井静香元秘書に河井マネー300万円
河井克行被告が、票の取りまとめなどを頼む趣旨で、元金融担当相の亀井静香氏の関係者の男性に現金300万円を渡していた疑いがあることが分かったという。参院選当時は秘書だったという。検察当局が両被告の起訴事実で被買収者として認定した100人に含まれ、1人当たりの買収額としては最高額だという。
買収については、亀井氏も選挙区内で似たようなことをしていたという趣旨のことを本人がテレビの裏番組で話していたし、政治経済評論家の岸博幸氏やホリエモンこと堀江貴文氏もテレビで言葉は濁していたが、「えげつない選挙戦をしていた」などと話していた。
亀井氏は庄原市出身で、衆院広島6区を地盤とし、衆院議員を13期務めた。建設相や国民新党代表なども歴任し、政界引退後も地元に一定の影響力を持つ。
関係者によると、現金を受け取った疑いのある男性は広島県在住。今年4月に中国新聞記者と名刺交換した際には「亀井静香事務所 秘書」と書かれた名刺を渡していた。10日の中国新聞の取材では、男性は「今は会社員」とした上で、克行被告からの現金授受について「知らない。分からない」と述べた。
亀井氏は参院選公示前の昨年5月、中国新聞の取材に「とにかく私は野党。森本氏(を応援するの)が当然の話で、河井氏は自民党だろう」と答えた。一方で当時、複数の関係者によると、亀井氏は案里被告を支援するよう指示もしていたという。検察当局は、克行被告が亀井氏の影響力に期待し、男性に現金を渡したとみている模様。(中国)

買収については、亀井氏も選挙区内で似たようなことをしていたという趣旨のことを本人がテレビの裏番組で話していたし、政治経済評論家の岸博幸氏やホリエモンこと堀江貴文氏もテレビで言葉は濁していたが、「えげつない選挙戦をしていた」などと話していた。
亀井氏は庄原市出身で、衆院広島6区を地盤とし、衆院議員を13期務めた。建設相や国民新党代表なども歴任し、政界引退後も地元に一定の影響力を持つ。
関係者によると、現金を受け取った疑いのある男性は広島県在住。今年4月に中国新聞記者と名刺交換した際には「亀井静香事務所 秘書」と書かれた名刺を渡していた。10日の中国新聞の取材では、男性は「今は会社員」とした上で、克行被告からの現金授受について「知らない。分からない」と述べた。
亀井氏は参院選公示前の昨年5月、中国新聞の取材に「とにかく私は野党。森本氏(を応援するの)が当然の話で、河井氏は自民党だろう」と答えた。一方で当時、複数の関係者によると、亀井氏は案里被告を支援するよう指示もしていたという。検察当局は、克行被告が亀井氏の影響力に期待し、男性に現金を渡したとみている模様。(中国)

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