河井克行前法相の元政策秘書高谷真介被告「報酬支払いに関与していない」と否認

自民党の河井案里参院議員(46)が初当選した19年7月の参院選広島選挙区で、車上運動員に違法な報酬を支払ったとして公職選挙法違反(買収)に問われた案里氏の夫で衆院議員の克行・前法相(57)の元政策秘書・高谷真介被告(43)の初公判が6月12日、広島地裁(杉本正則裁判長)であった。高谷被告は罪状認否で「報酬を決めたことはなく、支払いにも関与していない」と述べ、起訴事実を否認した。

起訴状によると、高谷被告は、案里氏の公設第2秘書・立道浩被告(54)=公判中=と共謀。19年7月の参院選で、選挙カーの車上運動員14人に公選法施行令の上限額(日当1万5000円)を超える報酬を1~8日分、計204万円支払ったとされる。

広島地検は立道被告が連座制対象の「組織的選挙運動管理者」にあたると判断した一方、高谷被告については連座制の対象となる立場ではなかったとした。(読売)


立道被告の公判での検察側の冒頭陳述によると、高谷被告は参院選公示が1カ月半後に迫った19年5月22日、車上運動員の仲介役から報酬額を確認され、「1日3万円でよい」と回答した。複数の関係者は、高谷被告は克行氏とのパイプ役だったとし、「金は克行氏が全て握っていた」と証言。

高谷被告は2017年に克行氏の秘書団筆頭格の政策秘書となり、東京・永田町の議員会館にある事務所で勤務。今回の参院選では19年4月中旬から広島市に常駐し、選対本部の事務長補佐としてマスコミ対策や来援する国会議員の日程調整などを担っていた。20年3月24日に起訴された後、秘書を辞職した。(中国)

関連記事

スポンサーリンク

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ