元オウム真理教の上祐史浩広島刑務所収監とフォーカス盗撮事件

ひと昔前の情報娯楽雑誌といえば、週刊誌のフォーカス(FOCUS)やフライデー(FRIDAY)だったが、インターネットでの情報が主流の今は、もうこの手の雑誌を買うこともほとんどなくなった。そしてフォーカス(FOCUS)が2001年8月7日発売の第1001号で休刊した。あれからもう19年になる。

廃刊の理由は、行き過ぎた取材によるプライバシー侵害もあるが、競合他社の台頭やネット社会の到来で、徐々に飽きられてきたと思われる。

ただ、行き過ぎた取材の中にも、社会に大きく貢献した記事もあった。

中でも神戸連続児童殺傷事件で未成年の犯人の顔写真を公開したことや、桶川ストーカー殺人事件で、埼玉県警察より先に犯人を捕らえ、捜査を放置した警察の不祥事まで暴いている。

記事には、「写真は99年10月26日、埼玉県上尾市の女子大生・猪野詩織さん(21=当時)が、通学途中に桶川駅前で刺殺された『桶川ストーカー事件』の実行犯たちである」とある。


フォーカス最終号より
桶川ストーカー殺人事件



元オウム真理教の上祐史浩 広島刑務所へ収監

フォーカスの最終号では、オウム真理教(当時)の上祐史浩が「FOCUSへの弔辞」としてコメントを出している。

「まさかそちらの方が先につぶれるとは思ってもみませんでした・・・」(上祐)

ここでちょっと変わった事件があった。上祐史浩が土地取得をめぐる違反事件で、偽証と有印私文書偽造・同行使の罪で起訴され、懲役3年の実刑判決を受け、広島刑務所に収監された。そして1999年12月29日に広島刑務所を出所した。

ここまではネットで調べることはできるが、実はフォーカスの記者らが収監中の上祐史浩を撮影しようと、近くのビルから撮影を試みていたのだ。しかし、これが問題となり、フォーカスの編集長ら4人が広島中央署に書類送検されたのだ。


この手の週刊誌には避けて通れない取材手法だが、あえて言えば”必要悪”な報道手法。世の中がどんどん衰退して面白くなくなって行きそうだ。


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