複数の議員や後援会幹部が前法相の河井マネーを受け取る

自民党の河井案里議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁は県議会議員や市議会議員、講演会幹部から一斉に任意で事情聴取を進めており、このうち複数の議員や後援会幹部が事情聴取に対し「夫の河井克行前法務大臣などから現金を受け取った」と説明しているという。


ある広島市議 受け取り認める
広島市議が、案里氏が初当選した昨年7月の参院選公示前に、克行氏から数十万円を受け取ったと認めた。違法性の認識があったとし、広島地検の任意聴取でも認めている。地検は、夫妻が地元議員らに票固めの趣旨で広く現金を配った疑いがあるとの見方を強めており、夫妻らの同法違反(同)容疑での立件も視野に捜査している。

市議は自民党所属。公示前の昨年5月か6月、自身の事務所の外で克行氏から案里氏のチラシなどが入った手提げ袋を渡され「色々お世話になる。また今回頼みます」と言われた。手提げ袋の中を確認すると、白の封筒に数十万円が入っていた。

封筒に領収書はなく、市議には違法性の認識はあったという。市議はその後、案里氏のポスターを貼ったり、地元の有権者に支援を呼び掛けたりした。

市議はお盆などに、克行氏が代表を務める同党広島県第3選挙区支部から10万円の寄付を受けたことがあったという。参院選前に渡された数十万円について市議は取材に「いつものことと思った」と説明。今も現金は保管しているとした。今月下旬に地検の聴取を受け、同様の説明をしたという。(中国)


ある後援会幹部 受け取り認める
2月下旬、検察は後援会の幹部から任意で事情を聞いた上で、携帯電話を押収。調べに対して、この幹部は、時期は定かでないとしながらも、「参院選の前に克行議員から白い封筒に入った1万円札10枚、あわせて10万円を自宅の近くで直接受け取った」と供述したという。この幹部は違法性の認識があり、「これは受け取れません」と、いったん断ったものの、克行議員から「ガソリン代なんかもあるから」と言われたため、断り切れずに受け取ったという。(NNN)

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