大型トレーラー積荷落下死亡事故の裁判で福山の運送会社に8100万円の損害賠償支払い命令

岡山市で2017年3月、大型トレーラーの積み荷が対向車に直撃し、運転手の男性(26)=同市=が死亡した事故で、落下の危険性を認識しながら防止措置を講じなかったとして、遺族が福山市の運送会社側に損害賠償を求めた訴訟で、岡山地裁は3月6日、請求をほぼ認め、約8100万円の支払いを命じた。

判決によると、17年3月、トレーラーが荷台に重さ約1.2トンの工作機械部品(縦約3.5メートル、横約1.6メートル)を積載し、岡山市南区の県道を走行。積み荷を対向車線の乗用車のボンネットに落下させ、その弾みで乗用車は道路脇の信号柱に衝突して男性は死亡した。

訴訟では、積み荷の不安定な部分を固定しないまま運転した、などとする事故の原因に争いはなく、賠償額の算定方法が争点になった。会社側は賠償額のうち2500万円の慰謝料は高すぎるとしたが、佐々木愛彦裁判官は「男性に何の落ち度もなく、突然事故に巻き込まれ、悲惨な最期となった事情を考慮すると相当だ」と述べた。

この事故を巡っては、トレーラーの運転手が自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で禁錮2年の判決、運送会社の運行管理者が業務上過失致死罪で罰金50万円の略式命令をそれぞれ受けている。(山陽新聞)

福山のトラックが積んでいた鋼板が落下して対向車に直撃!炎上!運転手死亡


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