【2019年移住希望地ランキング】1位・長野、2位・広島、3位・静岡

地方移住を支援するNPO法人ふるさと回帰支援センター(東京)がまとめた2019年の移住希望地ランキングで、広島県が過去最高の2位に入ったという。人口知能(AI)を活用した相談対応システムの運用を19年11月に開始し、東京に構える相談窓口の利用が増えたことが奏功したという。

支援センターは09年から毎年、東京・有楽町で運営する「ふるさと暮らし情報センター」を訪れた人たちのアンケートを基にランキングを作成し、上位20位を発表する。

県は、情報センターに相談窓口を開いた14年に18位で登場。15年に6位へ浮上し、16、17年は4位、18年は6位だった。

県は19年11月、AIを搭載したキャラクター「あびぃちゃん」が移住希望者の相談に応じるシステムの試験運用を始めた。無料通信アプリLINE(ライン)で、瀬戸内海をはじめとする自然と近い暮らしやプロ野球の広島東洋カープなど、地域資源を発信している。

開始直後に90人だったライン登録者は現在、732人に増加。平行して、情報センター内にある相談窓口の利用者も増えた。

相談者は19年度に1155組(20年1月末現在)と、14年度(490組)から急増した。

県は20年度、あびぃちゃんを本格運用に切り替え、東京でのセミナーや相談会を訪れる人の増加を狙う。

県地域力創造課は「上位入賞を追い風に、移住希望者が広島でかなえたい夢を全力で支える」と強調する。(中国)


2019年の移住希望地域ランキング

1位:長野県、2位:広島県、3位:静岡県

年間の相談件数が4万9千件超え。移住相談会・セミナーの開催数増。ふるさと回帰支援センターへの年間の相談件数は前年の約20%増加の49,401件となった。

2年連続で20歳~30歳代の相談が5割を越えていたが、2019年は40~60歳代の相談者が微増。4月以降に年金だけでは今後の生活費に不安を抱えたシニア層による生活コストを下げるための地方移住の相談も増えている。

昨年6位だった広島県が2位に上昇。広島県は、瀬戸内ライフ、新しい働き方、カープ移住や食をテーマにした移住相談会を開催するなど、広島の資源や魅力を再確認しながら多様な暮らし方の提案・発信を行い、若年層を中心に来場者を増やしている。年代別でも20歳代以下でトップになったほか、全ての年代で5位以内に入り、幅広い年代へのアプローチが効果をあげているものと思われる。(ふるさと回帰支援センター)



移住希望地ランキング2019年 ふるさと回帰支援センター

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