「全身がしびれる」白内障手術後に死亡した女性の遺族が福山市などを提訴

福山市民病院で白内障などの手術の受けた同市の60代女性が脳内出血を起こした後に死亡したのは、手術前に異常な高血圧だったにもかかわらず、病院側が手術を回避するなどの注意義務を怠ったのが原因として、女性の遺族が市などに8786万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こした。2月21日に第1回口頭弁論があり、被告側は請求棄却を求めた。

訴状などによると、女性は2016年9月に同病院で白内障などの手術を受けた。手術室に入った時点で女性の最高血圧は「250ミリHg」に達していたが、医師は精神安定剤を注射し手術を開始。女性は術後、「全身がしびれる」などと訴えた後に呼び掛けに応じなくなり、脳内出血が判明した。その後、別の病院で17年12月に急性心不全で亡くなった。

原告側は、女性が高血圧だったのに、被告側が血圧を下げる処置や手術回避の注意義務を怠ったと主張。被告側はこの日、陳述した答弁書で「詳細な認否は追って行う」とした。(中国)

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