自宅を訪れた警官2人を包丁で刺した女に懲役7年の判決

2018年、広島市安芸区の住宅で、警察官2人を包丁で刺したとして殺人未遂などの罪に問われた44歳の女に対し、広島地方裁判所は「被告には完全な責任能力があった」として、懲役7年の判決を言い渡した。広島市安芸区の無職木村洋子被告(44)は18年11月、詐欺事件の捜査のため、自宅に訪れた警察官2人を包丁で刺して、けがをさせたとして殺人未遂や詐欺などの罪に問われた。

これまでの裁判で、検察は懲役10年を求刑し、被告の弁護士は詐欺の罪を認めた一方で、殺人未遂などの罪については「重い統合失調症の影響があり、善悪を判断することができなくなっていた」として無罪を主張していた。

2月10日の判決で広島地方裁判所の冨田敦史裁判長は「統合失調症の影響は限定的で、被告には完全な責任能力があった」と指摘した。その上で「被告は逮捕や入院への不安から詐欺事件で訪れた警察官が自分の部屋に入って絶望し、衝動的に犯行に及んだ。警察官2人に命の危険のあるけがを負わせたのは重大だ」として、懲役7年を言い渡した。被告の弁護士は「今後の方針は本人と相談して決める」としている。(NHK広島)

安芸区で警官2人が女に刃物で切り付けられる

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