「ヒルトン広島」の起工式が行われる

広島を訪れる外国人観光客の滞在時間の短さが課題となる中、アメリカのホテルチェーンが運営する高級ホテルが広島市に建設されることになり1月29日に起工式が行われた。このホテルは、増え続ける外国人観光客の受け皿を整備しようと、広島銀行などが出資する「瀬戸内ブランドコーポレーション」が設立した特別目的会社が、アメリカのホテルチェーン「ヒルトンホテル」を誘致し、建設される。

29日は、広島市中区富士見町の建設予定地で起工式が行われ、湯崎知事や広島市の松井市長、それに工事関係者など、およそ70人が出席して工事の安全を祈願した。ホテルは地上22階建てで、420室の客室やスパやプール、それに国際会議が可能なおよそ1300平方メートルの会議施設などが整備されるという。

「ヒルトンホテル」が中国四国地方に進出するのは初めてで、再来年に開業する予定。ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区のティモシー・ソーパー運営最高責任者は「広島は、オバマ前大統領が4年前に来たこともあって、アメリカ市場でもよく知られています。ホテルが混み合うことは間違いありません」と話していた。また、湯崎知事は「今回のホテルによって、より幅広い層に広島を楽しんでもらえるよう大いに期待しています」と話していた。

広島では、外国人観光客が増え続けているが、ホテル不足などで大阪や福岡から日帰りで広島を訪れる人が多いことから、滞在時間の短さが課題となっている。外国人観光客の増加に伴ってホテルが不足しているという指摘も出ていることから、広島市内では、ここ数年ホテルの建設が相次いでいる。

県のまとめによると、一昨年、県内を訪れた観光客は6504万人で、このうち外国人観光客は275万人と、前の年より13%増えた。しかし広島市は、政令市の中ではホテルが少ないと言われていて、3年前のホテルの数は札幌市が139カ所、広島市が102カ所だった。

観光庁によると、80%を超えると予約が取りにくいとされる客室稼働率は、広島県内のシティホテルで年間の平均が85%と、全国の都道府県で最も高くなっている。こうした状況をチャンスと捉え、広島市内では、JR広島駅のそばに「東横イン」や「ユニゾイン」が、平和大通りの周辺では「ホテルリブマックス」や「THE KNOT」が今年開業するなど、ホテルの建設が相次いでいる。(NHK広島)



「ヒルトン広島」起工式
ヒルトン広島起工式


「ヒルトン広島」完成予想図
ヒルトン広島(広島市中区)


解体前の旧広島東警察署
旧広島東警察署

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コメント 1件

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名無しさん  

あぁあ、ヒルトンも落ちたもんだな

2020/02/01 (Sat) 15:14 | 編集 | 返信 |   

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