広島中央署現金盗難事件で被告に追徴金9229万円を求刑

1月23日、広域詐欺事件で詐欺と組織犯罪処罰法違反の罪に問われている住所不定、無職中山和明被告(36)の公判が広島地裁であり、検察側が懲役8年、罰金300万円、追徴金9229万円を求刑して結審した。判決は3月4日の予定。

被告の関係先から広島県警が押収し、広島中央署で保管していた8572万円は盗まれたままで、県警は穴埋めのため、幹部らから全額を集めている。判決で追徴が命じられ、確定した場合は被害者救済の原資に充てる。

起訴状などによると、中山和明被告は、多額の財産が生前贈与されるというウソのメールを送るなどして、多額の現金をだまし取るなどした罪に問われている。23日の裁判で検察側は「計画的で犯行は極めて悪質」などと指摘して、懲役8年、罰金300万円、追徴金9229万円を求刑した。

一方、弁護側は「被告は深く反省している」などとして、寛大な処分を求めた。

中山被告の関係先から証拠として押収された現金8572万円は、広島中央警察署の金庫から3年前に盗まれ、現在も見つかっていない。追徴金を命じる判決が確定した場合、8572万円を上限に県警が内部で集めた現金が充てられることになっている。

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