広島空港で起きたアシアナ航空機事故で機長らを書類送検

5年前、広島空港で韓国のアシアナ航空の旅客機が滑走路からそれて着陸し、乗客34人がけがをした事故で、警察は視界が悪化する中で着陸をやり直す判断が遅れたことが事故につながったとして、当時の機長と副操縦士の2人を業務上過失傷害などの疑いで1月10日、書類送検した。

平成27年4月、韓国・インチョン発のアシアナ航空の旅客機が広島空港に着陸する際、異常に低い高度で進入して滑走路手前の無線施設に衝突したあと滑走路からそれて脇の草地に停止し、34人の乗客がけがをした。

この事故で警察は、当時、空港上空の霧が濃く、滑走路の誘導灯が見えなかった状態のまま降下を続けた結果、着陸をやり直す判断が遅れたことが事故につながったとして、いずれも韓国人で当時の機長(52)と副操縦士(40)の2人を業務上過失傷害などの疑いで広島地方検察庁に10日、書類送検した。

この事故をめぐっては4年前、国の運輸安全委員会が法律の規則で滑走路の誘導灯が目視で確認できなければ着陸してはいけないと定められているにも関わらず、機長が滑走路への進入を続ける判断をしたことや機長と副操縦士のコミュニケーション不足が事故の背景にあるとした報告書をまとめている。

書類送検についてアシアナ航空は「連絡が来ていないのでコメントできない」としている。(NHK広島)

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