外国人住民とトラブル多発の基町アパート第17号棟がいよいよ解体

広島市は、中区にある市営基町アパート中層棟の全17棟のうち、老朽化した最大の第17号棟について、2024年までに建て替え工事に着手する方針を決めたという。サッカースタジアム建設予定地の中央公園自由・芝生広場(中区)そばにある基町地区を対象にした活性化計画の素案で示した。素案は若者定住の数値目標など計39項目を掲げており、1月7日夜に地区の住民代表に説明したという。

市営基町アパート中層棟は1956~67年度に建設し、計615戸のうち454戸に入居者がいる。第17号棟は鉄筋5階建て延べ1万4506平方メートル。177戸の居室、1階と2階の一部に店舗がある。市は耐震性が不足し、優先して対策が必要と判断したという。

北側に隣接する国有地の広島県営基町住宅跡地を借り、高層化して建てる方向で検討。20年度に建て替え場所や住宅戸数の規模などを盛り込んだ基本計画をまとめる見通し。この他の中層棟の建て替えについては、同跡地の活用なども視野に、今後、検討するという。

素案には、住民の高齢化が進む中、元アパート住民のUターンを21年度までに10世帯以上とする目標を示した。外国人住民とのトラブルが増えていることを受け、地元保育園で子どもと保護者が多文化に触れる交流会を年1回開くとした。

1月7日夜に集会所で開いた協議会は住民代表と市の担当者計10人が出席し、素案を概ね了承したという。市は住民から意見を募り、本年度内に成案をまとめる。(中国)




広島市営基町アパート17号棟

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