広島市職員、腹をくくって行政文書を偽造

広島市の職員が自分のミスを隠すため、あわせて4回にわたって行政文書をねつ造して審議会に提出していたという。広島市によると、一昨年6月に市の公共施設の管理業者を選ぶ審議会の委員に税理士を任命する予定だったが、当時の健康福祉企画課の職員が手続きを怠り、このことを隠したまま、あたかも委員であるように装っていたという。

今年5月に、税理士会からの指摘で発覚したということで、市の調査に対してこの職員は「任命に必要な制度の勉強をするうちに手続きが遅れた」と話しているという。また、実際には任命されていない税理士は、一昨年から去年にかけて開かれた7回の審議会について、すべて欠席扱いとなっていた。

この間、あわせて4回にわたって、この税理士の名前で業者の経営の安定性について記された意見書が提出されていたが、市の職員が文書を偽造していたという。この職員は「腹をくくって自分で作った」と話しているということで、市は税理士会から指摘を受けるまで、不正に気づかなかったという。

広島市は、この職員を有印公文書偽造の疑いで刑事告発することを検討している。記者会見を開いた、広島市の健康福祉・地域共生社会課の大上政寿課長は会見を開いて謝罪した上で「業者を選ぶ過程に影響はないと考えているが、再発防止に努めたい」と話している。(NHK広島)

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