ウグイス嬢買収疑惑で辞任の河井氏 夫婦失職の可能性あり?そのときW補選も?

今年7月の参院選での公選法違反疑惑が浮上した河井克行前法相と河井案里参院議員の夫妻について、週刊ゲンダイによると、夫妻ともに失職する可能性があるという。参院広島選挙区で初当選した案里氏の選挙事務所で、ウグイス嬢13人に法定上限の2倍の3万円の日当が支払われた「運動員買収」の疑いについて、週刊文春の報道では、河井氏と案里氏の政治活動は一体化しており、案里氏の選挙は河井氏が仕切っていたとされる。

さらに、河井氏の元公設秘書で現在、案里氏の公設秘書を務める男性が違法買収の指示役であり、経理担当者はその男性から指示されたと認めている。告発状が出されるのは時間の問題で、検察も動かざるを得なくなるとの事。

公選法では運動員買収は、買収した人もされた人も、3年以下の懲役・禁錮または50万円以下の罰金。加えて、それが出納責任者や秘書など一定の責任を持つ陣営幹部だった場合は、候補者に連座制が適用され、当選が無効になる上、当該選挙区からの立候補が5年間禁止される。

河井氏は「今回の一件は私も妻も全くあずかり知らない」と逃げているが、連座制適用は本人が違反を知っていたかどうかは関係ない、というもの。

実際、2013年7月の参院選で同様の事件が摘発され、連座制が適用されている。比例区選出の元参院議員の元秘書が、ウグイス嬢1人に法定上限2倍の3万円の日当を支払った疑いで、同年9月に逮捕され、11月に懲役1年6月執行猶予5年の判決が確定。元議員は「秘書の選挙運動の内容を知らなかった」と主張したが、翌年4月に連座制適用の判決が下された。

有罪になったのが元秘書で、ウグイス嬢の違法買収金額は3万円。河井夫妻のケースと全く一緒なのだから、河井夫妻も罪に問われなければおかしいことになる。

政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。「案里議員本人の連座制適用と当選無効はもちろんですが、陣営を仕切っていたのが河井前法相だとすると、河井氏自身が公選法違反に問われる可能性もあります。議員失職の上、公民権が停止される。加えて、陣営が違法買収したウグイス嬢は13人と人数が多いので、刑が重くなり、5年以下の懲役・禁錮となる可能性があります」

河井氏は衆院広島3区の選出。夫妻が揃って失職すれば、広島で衆参ダブル補欠選挙ということもあり得る。

「参院補選については、同じ自民党で案里氏が出馬したことによって落選したベテランの溝手顕正氏が再挑戦するでしょう。溝手氏が所属する岸田派も自民党の広島県連も河井夫妻の失脚を内心喜んでいるのではないか」(地元関係者)

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