福山リム「エフピコRiM」が20年8月閉店

福山市が所有する旧福山そごうの大型複合商業施設「エフピコRiM(リム)」が20年8月に閉店するという。市の委託を受け、2013年4月から施設を管理運営する大和情報サービス(東京)が同日、市側に意向を伝えたという。施設の老朽化が深刻で、テナント誘致を含めて事業の継続は困難と判断したとみられるという。

市と同社は10年間の賃貸借契約を結んでいるが、7年後から契約を解除できる内容。両者はこの日、来年中の契約解除で大筋合意した。リムはJR福山駅前の集客施設で民間テナントと公共機能が入居する。市は駅前再生を推進しており、今後の施設の在り方を巡る早急な対応が迫られる。

リムは地上9階、地下2階建て。1992年4月開業の旧福山そごうが前身で、2000年12月に閉店後、市が取得した。天満屋(岡山市北区)が03年4月に「福山ロッツ」として営業を始めたが、13年4月に閉店。同年4月から大和情報サービスが運営管理を担う。

リムに入居する民間テナントはピークの13年度(61店)の約8割の47店。10の公共施設と同居する。施設建設から30年近くが経過し、内部の設備などの老朽化が深刻化。郊外型店舗にも押される中、同社は良好な営業環境の提供やテナント誘致が難しく、運営の継続を断念したとみられる。

市は建物の取得を含め、これまで約110億円を投入。本年度は運営維持・管理の委託費で約2億8500万円を計上し、設備の修繕費も予算化している。市も今後、運営の継続には大規模な改修が避けられず、閉店は不可避と判断した。

市は駅前再生に絡み、18年度からリムの再生手法の検討を加速させていた。全体改修、解体・売却、一部フロアを閉鎖した上で改修、減築による改修―の4案を比較検討し、本年度中に方向性を示す方針。(中国)




福山市 エフピコRiM リム

関連記事

スポンサーリンク

スポンサーリンク



コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ