広島の県立中高一貫校でいじめを受けた生徒が転校「重大事態」に認定

広島県内の県立中高一貫校で、男子生徒がいじめを受けて転校したことが分かったという。生徒の保護者は、いじめの実態を明らかにするよう求めており、「学校の対応が適切だったかどうかを検証するためにも、第三者委員会で調査してほしい」と訴えている。

県教委は今回のケースは「いじめで生徒の心身に重大な被害が生じ、転校を余儀なくされた」として、いじめ防止対策推進法が定める重大事態に認定した。

保護者によると、男子生徒はこの春、学校の寮で別の生徒から馬乗りで殴られたり、「部屋から出てくるな」と言われたりした。学校側は生徒間の話し合いの場を設けるなどして解決を図ったが、その後も寮の共有スペースを使わないよう言われたり、「死ね」と暴言を浴びせられたりするなどのいじめがあった。男子生徒は転校した。現在も心身に不調が生じている。

学校と県教委は、いじめの具体的な内容を「調査中」として明らかにしていない。校長は「発覚後にさまざまな対応をしたが、結果的にいじめが続き、生徒の本当の声をすくい上げることができなかった。申し訳ない」と話している。

学校は生徒や教職員から聞き取るなどし、いじめの内容や学校の対応、今後の対策をまとめた調査報告書の作成を進めている。

同法は重大事態の場合、教育委員会や学校の下に組織を設けて調査し、被害者側へ適切に情報提供するよう義務付けている。

県教委は「調査報告書は保護者にも確認してもらった上で完成させる。保護者の意向を丁寧に聞き、県教委が設ける第三者委員会での調査も検討する」としている。(中国)

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名無しさん  

開校初年度の叡智学園

2019/10/16 (Wed) 12:17 | 編集 | 返信 |   

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