「始業前の作業をやらないと給料減額」呉の食品加工会社を中国人技能実習生が提訴

実習先から不当に解雇されたとして、中国人技能実習生の女性(23)が近く、広島県呉市の食品加工会社を相手取り、契約期間中に受け取るはずだった13カ月分の賃金支払いなどを求め、地裁に提訴することが分かった。

女性が個人加入する労働組合「スクラムユニオン・ひろしま」(広島市)などによると、女性は2017年10月に来日。翌月からの3年契約で、 同社の工場で食品を箱詰めする作業にあたっていたが、今年9月上旬、「始業10分前に仕事を始めるように指示しているのに従わない」などの理由で解雇された。

始業前の作業を行わないと、正規の残業が認められず給料を減らされたといい、同社の技能実習生約10人の多くが始業前から掃除や箱の組み立てなどの作業をしていたという。

解雇後の残りの契約期間にあたる13カ月分の賃金は、県の最低賃金で計算しても約190万円に上る見込み。また女性の残業代も昨年と今年の一時期、上司が勝手にタイムカードを通して減額されたといい、この支払いなども求める。

女性は現在、支援団体が運営するシェルターで生活しており、実習先の会社以外では就労できないため、アルバイトもできない状況だという。(読売)

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