広島大学大学院の元准教授が1000万円の不正受給
広島大学は、大学院の元准教授が旅費を過大に請求するなどして7年間におよそ1000万円を不正に受給したと発表した。元准教授は、すでに退職しているため処分はできないという。旅費を不正に受給したのは、広島大学大学院生物圏科学研究科の40代の元准教授の男性。
大学によると、元准教授は18年8月までの7年間に、学会への出席や研究の現地調査などにかかった旅費を二重に請求したり過大に請求したりして、あわせて185件、およそ1000万円を不正に受給したという。
調査に対して元准教授は「国からの予算を年度内に使い切ることで高い評価を受け、別の大学に転出したいと考えていた」と話し不正を認めているという。
大学によると、元准教授の行為は諭旨解雇処分に相当するとしているが、18年8月に広島大学を退職し、18年9月には東京大学の教授として採用されているため、大学として処分はできないという。
また、不正受給した金は私的な流用をしておらず、元准教授が全額を返済する意思を示しているため、刑事告訴は行わないとしている。
広島大学の山田道夫理事は記者会見で「国民の皆様や関係機関に深くお詫び申し上げます。今後このような事態を引き起こさないよう再発防止に努めて参ります」と話している。(NHK広島)
大学によると、元准教授は18年8月までの7年間に、学会への出席や研究の現地調査などにかかった旅費を二重に請求したり過大に請求したりして、あわせて185件、およそ1000万円を不正に受給したという。
調査に対して元准教授は「国からの予算を年度内に使い切ることで高い評価を受け、別の大学に転出したいと考えていた」と話し不正を認めているという。
大学によると、元准教授の行為は諭旨解雇処分に相当するとしているが、18年8月に広島大学を退職し、18年9月には東京大学の教授として採用されているため、大学として処分はできないという。
また、不正受給した金は私的な流用をしておらず、元准教授が全額を返済する意思を示しているため、刑事告訴は行わないとしている。
広島大学の山田道夫理事は記者会見で「国民の皆様や関係機関に深くお詫び申し上げます。今後このような事態を引き起こさないよう再発防止に努めて参ります」と話している。(NHK広島)
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