小学校の階段から突き飛ばされるなどのいじめを繰り返された女の子の親が提訴
広島市内の小学校でいじめを受けた女の子が自殺を図るほどの精神的苦痛を受けたのは学校側が適切な対応を取らなかったためだとして、広島市などに対し賠償を求める訴えを起こしたという。訴状などによると、女の子は小学4年生だった平成27年4月頃、3人の同級生から教室や階段などで背後から突き飛ばされるなどのいじめを繰り返されたという。
女の子の母親が教員に相談した際、いじめをした3人には知られないにようにしてほしいと伝えたものの、教員が3人を呼んで女の子に謝罪させ、その後いじめはさらに悪化したという。
およそ2年間いじめが続いたあと、女の子は自殺を図ろうとし、医師からPTSDの診断を受けたということで、学校側がいじめを把握しながら適切な対応を取らなかったのが原因だとして、19年6月、広島市などにあわせて550万円の賠償を求める訴えを広島地方裁判所に起こした。女の子は現在14歳で中学校に通えない状態だという。
訴えについて、広島市教育委員会はいじめがあったことは認めたうえで「事実の認識に異なるところがあるので争う方向で準備しています」と話している。(NHK広島)

女の子の母親が教員に相談した際、いじめをした3人には知られないにようにしてほしいと伝えたものの、教員が3人を呼んで女の子に謝罪させ、その後いじめはさらに悪化したという。
およそ2年間いじめが続いたあと、女の子は自殺を図ろうとし、医師からPTSDの診断を受けたということで、学校側がいじめを把握しながら適切な対応を取らなかったのが原因だとして、19年6月、広島市などにあわせて550万円の賠償を求める訴えを広島地方裁判所に起こした。女の子は現在14歳で中学校に通えない状態だという。
訴えについて、広島市教育委員会はいじめがあったことは認めたうえで「事実の認識に異なるところがあるので争う方向で準備しています」と話している。(NHK広島)

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