平和記念式典参列者にデモ音量規制の是非を尋ねるアンケートを実施

8月6日、広島市は平和記念公園(中区)で毎年催す平和記念式典の際、周辺のデモの音が会場に響いている状況を受け、参列者に条例などによる音量規制の是非を尋ねる初めてのアンケートをした。大半のデモ団体は例年通り原爆ドーム前などで集会や行進を実施。

市の対応に対し「デモの規制は表現の自由を踏みにじる行為だ」と反発した。

アンケートは参列者約4千人を対象に実施。デモの音が聞こえたかどうかを尋ねた上で、式典への悪影響の有無を質問。今後の対応について「音量を規制するための措置を講ずる(例えば条例の制定)」「要請や話し合いを続ける」などから選択するよう求めた。

市はデモの音を客観的に把握するため、会場や周辺で音量も計測した。

原爆ドーム前では複数のデモ団体が式典開始前から反核平和を訴え、改憲を目指す安倍晋三首相を批判する声を上げた。デモに反対する団体も現れ、騒然となる場面もあった。

参列者からはデモの規制に賛否の声が聞かれた。

松山市の主婦(60)は「黙とう中まで声が聞こえ嫌な気分だった」。

神奈川県茅ヶ崎市の高校生(17)は「言論、表現の自由があり、それぞれの主張を言えることが大事だ」と訴えた。

デモ団体の一つで「8・6ヒロシマ大行動」実行委員会の中島健共同代表(72)は「アンケートは恣意的で安倍政権への批判を封じるためのものだ」と主張した。(中国)

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