安佐北区可部通り魔事件の犯人に懲役27年の判決

18年1月、広島市の路上で、バス停にいた面識のない男性2人を包丁で刺して75歳の男性を殺害したとして、殺人などの罪に問われた被告に対し、広島地方裁判所は「通り魔的犯行により社会に与えた不安は大きい」として、懲役27年の判決を言い渡した。広島市安佐北区の無職、高橋豪被告(35)は、18年1月、市内の路上でバスを待っていた座山則男さん(75)の腹を包丁で刺して殺害し、男子大学生の背中などを刺してけがをさせたとして殺人などの罪に問われた。

これまでの裁判で検察は「完全な責任能力があり、通り魔殺人で責任は重い」として懲役30年を求刑したのに対し、被告の弁護士は統合失調症による幻聴などの影響があったとして、無罪か刑を軽くするよう求めた。

7月30日の判決で広島地方裁判所の冨田敦史裁判長は「犯行前後の言動などから統合失調症の影響はなかった」として、刑事責任能力を認めた。そのうえで「被告が通っていた自立支援施設の職員などから相手にされなくなったと感じ、自暴自棄になって犯行を決意したという動機は身勝手だ。通り魔的犯行により社会に与えた不安は大きい」と指摘し、懲役27年を言い渡した。判決のあと被告の弁護士は報道陣に対し控訴する考えを示した。(NHK広島)

安佐北区可部で男性2人が刺され1人死亡


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