河井案里氏が政務活動費を過大受給

7月21日に投開票された参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(45)が、広島県議だった2018年7月から19年4月までの10カ月間に政務活動費計12万5千円を過大に受け取っていたことが22日分かった。夫の克行衆院議員(広島3区)と共用する事務所の一部を解約して賃料が減ったが、事務所費の計上額を変えていなかった。河井氏は「事務的なミスが原因」と事実関係を認めた。23日にも県議会へ返還する手続きに入るとしている。

政務活動費の収支報告書などによると、河井氏は克行氏の自民党支部が借りた安佐南区の建物を政治活動の拠点にしている。賃料は月23万円で、負担分の一部として4分の1に当たる5万7500円を政務活動費から支部に払っていた。

支部は18年6月末、建物の2階の部屋を「使う必要がなくなった」と解約し、賃料が月5万円下がった。河井氏の負担も4分の1の1万2500円減ったが、その後も支部から賃料を変えない領収書を受け取り、政務活動費を得ていた。河井氏の事務所は「事務所と支部の双方で会計のチェックが甘かった。深く反省している」と答えた。

広島・市民オンブズマン会議の澤田良平代表幹事は「政務活動費の原資は税金。絶えずチェックする自覚が欠けている」と指摘する。

また、支部が15~17年分の政治資金収支報告書で、河井氏から受け取った事務所の賃料負担分をはじめ、収入で計2062万9631円の記載漏れがあったことも分かった。昨年9月、報告書の訂正を県選管に届けている。(中国)

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